概要
『王様戦隊キングオージャー』の登場人物、ジェラミー・ブラシエリの台詞、性格ならびに本作に登場する概念(身も蓋もないことを言えば、何も本作に限らないが)。
分かりやすく言うと、物語や言動の行間(出来事と出来事の間)はもとより「人物の言動や行動の裏に真意、あるいは物語の展開に伏線や布石などが隠されている場合、それを読み取って察する、あるいは察しろ」ということである。
例として
「◯◯の仲間である△△が敵である××に寝返った」
↓
「◯◯の仲間である△△が(◯◯の力を成長させて覚醒を促し、××を一緒に倒せるだけの力を得るために)敵である××に寝返った(ふりをした)」。この場合、“()”内が「行間」ということである。
ただし、実際に行間を読ませようとすると必然的に遠回しな言い方になる=重要な意味が抜けて他者に想像とは違う解釈をされる確率が高く、日常生活で使うと他人からの印象を悪化させてしまうため推奨しない。···というか「趣旨すら用意せずわずかな伏線だけで理解しろ」と要求する方が殊更無理難題である(実際、ジェラミーも登場当初は極端に行間を読ませようとする=大事なことを言わない故に重要性を他者に伝えられず、事態を悪化させたり不信感を抱かれた場面も多々ある)。
···一応フォローしておくとジェラミーがこのように極端に回りくどい言い草が多いのは、生い立ちと過去(ジェラミーの個別記事を参照)から「ストレートに伝えても信じてもらえなかったことがある」と零しており、その過去故かと思われる。
最初は王様戦隊も彼の言動には振り回され気味だったが、2年も立つとついていけるようになったのか打ち合わせ無しで喧嘩の演技をし、(知らされていなかった主人公も巻き込んで)さも仲違いをしているかのように見せかけて黒幕を欺くことに成功している。
「「「「「ドッキリ大成功~~!!」」」」」
「ど、どういうこと?」
「「「「「行間!!」」」」」
(王様戦隊キングオージャー 「二千年の愛」より)
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だいたいわかった、あー、そーゆーことね。完全に理解した:対義語、というかもし行間が読み解けた場合の返答に使えそうな台詞。但し発言したキャラ達はほとんど分かっていない。特に後者に関してはまったくと言っていいほど分かっていない。
お察しください:行間を読めの丁寧語に相当する言葉。