概要
ゲームGジェネレーションシリーズに登場するキャラクターの1人で、CVは故・中村秀利氏。
彼の死後もキャスト変更はされておらず、ライブラリにて登場している。
真ん中分けの灰色めいた茶髪の中年。
但し、例えるなら2人は「世紀末に居そうな悪人」であり、ブラッドは「人知れず暗躍する策略家」な風貌である。
実力はあるものの、それ以上にプライドが高く自身を過大評価し、逆に他者は過小評価して「ゴミ」と言い切る等と見下した言動を採り、それを隠そうともしない難物。
それ故、格下と見なした相手からの反撃に逆上する等、精神的には未熟な面も残る厄介者。
以上のように、明らかに味方サイドに所属するキャラクターとは言い難い、数多くの問題を抱えた人物ではあるが、一方でワールド以降のプロフィールには「馴れ合う事は無いものの、決して味方を撃つような真似はしない」とあり、軍人としてのモラルは少しは弁えている模様。
能力
ZERO・F
射撃と格闘は高いが、それ以外はからっきし。但し、必要経験値が非戦闘員並に低くモリモリ成長していく為、MPが極端に低く超強気になり易いのも相まってパイロットとしてはかなり優秀。
ただし、オグマやユリウス程のぶっ飛んだ能力は持っておらず、更に潜在NTLが全キャラ最低(大佐Aで3)でサイコミュとの相性も悪い。
尚、これらの特徴は全てドク・ダームにも当てはまる……とするよりかは、ブラッドとドク・ダームの能力値は間違い探しレベルの差しか無い。
ちなみに、ZEROではカットインでの中村氏の演技がF以降と異なり(その台詞自体はF以降にも存在する)、小物感が少なく冷徹さが前面的に押し出されていた。
P・魂
NEOではリストラされるも、ポータブルで復活。
初期値はそれなりに高く、MPの低さも健在であるが、成長率がオリキャラ最低クラスとなってしまった為、最後まで使うには愛が必要か。
ワールド・OW
ウォーズでまたもやリストラされるも、ワールドでキャラデザを一新して復活。
基本的な能力は過去作と同様であるが、何故か指揮の初期値がゼノンと並ぶオリキャラ最高の14となった。
アビリティは非常に優秀な物が揃っており、初期習得可能な冷徹(単独攻撃時、敵の防御力を低下)と単独行動(単独攻撃時、敵に与えるダメージ上昇)に加え、自機の攻撃力を上げる豪傑と歴戦の勇士を習得し、これらを併用する事で原作キャラも含めた、全キャラの中でも屈指の火力を持つ(ただし冷徹と単独行動の発動条件の関係上、支援を受けると却って与ダメージが低下する場合もある)。
更に、全ての武装の射程を伸ばす傭兵や、マスター・リーダー範囲を広げる統制等と、火力強化以外にも使い勝手の良いアビリティを習得可能な上、スカウト費用も安い為今作ではマークと並ぶ、オリキャラトップクラスのパイロットと断言しても過言ではない。
オーバーワールドでは、同時習得可能なアビリティが最大で3つまでとなってしまった為に弱体化。それでもスカウト費用の割には十分な戦力となり得る。
クロスレイズ
まさかの副長キャラクターに変更。
序盤こそ射撃・格闘のいずれも高めだが、後半から失速していき、代わりに副長能力の補佐が伸びるようになる。
ただし、それ以外が殆んど伸びなくなり、見方によっては大きく弱体化した印象も否めない。
余談
ブラッドは圧倒的に汎用性のある単語なので、仮にこのキャラクターを検索する際は、末尾に(Gジェネレーション)か、Gジェネのタグを付けての検索を推奨する。