概要
主人公ジョセフ・ジョースターと吸血鬼となったストレイツォの戦闘に偶然居合わせてた髭面の大男。
本名はブルートで、ブルりんは同伴の女性の呼んでいた彼の愛称。
モデルはアメリカの漫画『POPEYE(ポパイ)』に登場する悪役ブルート、髪型とファッションはブルつながりでプロレスラーのブルーザー・ブロディであると思われる。
ジョセフとストレイツォが戦っている理由など全く知らない通行人であり、ストレイツォに対してトンプソン機関銃をぶっ放したり、手榴弾を用いたトリックで爆破するなどハチャメチャな戦い方をしているジョセフを「爆弾魔」と勘違いしたブルりんは恋人の前で良い所を見せようと&ヒーローになる為にジョセフの行く手を阻んだ。
しかし、ジョセフに掴みかかったまでは良いものの、「このタコ!」という罵声と共に顔面に蹴りを何発か叩き込まれ、あっさりとノックアウトされてしまった。
そのうえ、恋人にも「あっち(ジョセフ)のほうが全然イカスわーっ!」とアッサリ見捨てられてしまうなど散々な扱いを受ける。
作中での出番はこの1ページ程度しか無いにもかかわらず、彼女のセリフと合わせてやたらとインパクトがあるため、ジョジョ2部の話題では何かと名前が挙がる事が多い。
また、見栄の為とはいえ素手で爆弾魔に挑みかかる彼の勇気は黄金の精神とまでは行かなくとも、金メッキの精神ぐらいはあるのではないかと彼を称える(?)声もある。
かなり古くからネタにされ続けているという点では、後に話題を攫ったウェカピポの妹の夫や吉良の同僚といった名モブキャラの先輩的存在である。
Pixivにおいても単独イラストが投稿されるなど、その人気はジョジョモブキャラ界のスターと言える…かもしれない。
関連イラスト
余談
2014年にTVアニメ化された本作だが、ブルりんの登場シーンは尺の都合によりカットされてしまった(実際には絵コンテの段階まではブルりんが登場する予定だったらしいが、その後に尺の都合で泣く泣くカットとなったらしい)。しかし、続編である第三部『スターダストクルセイダース』のTVアニメにて、アニメオリジナルシーンとして彼によく似た警官が街中で殺傷事件を起こしたポルナレフを尋問しているというファンサービス(?)的な場面が描かれた。