概要
「マジンガーZ」第30話、「危うしシローマジンガーZ出動せよ!!」に登場した機械獣。全高18m、体重200t。
同じ機械獣グロマゼンR9と同様、マジンガーZに酷似した顔をしている(その頭部は、マジンガーZが一本角の兜を被っているかのように見える)。搭載している武装もマジンガーZに似ている点がある。
胸部に二個の巨大なダイヤモンドを装着しており、ここから発射するダイヤモンド光線により、あらゆる物質を分解・吸収。攻撃用エネルギーに変換する機能を持つ。アフロダイAの腕やミサイルも、光線により分解され吸収されてしまった。
口の格子部分からはメルトタイフーン(酸を含んだ風ではなく、光線だが)を発射し、超合金Zも熔解させる事が可能。左手首は鎌状の巨大な刃になっている。
胸部の巨大ダイヤモンドが失われると、エネルギー吸収能力が失われてしまう。マジンガーZとも、再戦時には身体を溶かしかけるが、光子力ビームでダイヤモンドを破壊されて形勢逆転。掴みかかられてブレストファイヤーを放たれ、直撃を受けて熔解した。
胸部から物質を分解しエネルギーを吸収するダイヤモンド光線。口から全てを溶かすメルトタイフーンと、機能は異なるがマジンガーZのブレストファイヤーとルストハリケーンと同じ位置に武装を搭載している。
デザイン原案は、石川賢。
基本的なデザイン及び機能の設定は、ラフデザイン時にほぼ決定していたが、グロマゼンと同じく、この時点ではマジンガーZとはあまり似ていない。
口元の格子状のパーツはそのままだが、頭部自体は上下から潰されたようにやや平たくなっており、「一本角の西洋甲冑の兜から、両目が覗いている」ような顔になっている。
決定稿に清書された際、なぜか顔がZと酷似するデザインに改められてしまった。
関連タグ
グロマゼンR9:機械獣の、マジンガーZそっくりさん仲間。
グレシオス:同じく、マジンガーZそっくりさん仲間。こちらは戦闘獣。格子状の口元は無く、顔面も外装で覆われているが、広がった頭部はZとほぼ同じ形状をしている。