『戦前に建造された新鋭巡洋艦の代表として、他国との外交事務を担当させてもらいました。
といっても、火力も決して侮れるものではありませんので、ご安心ください』
CV:Lynn
概要、私におまかせください。
艦船擬人化シューティングゲーム「アズールレーン」に登場するキャラクター。アメリカ海軍のブルックリン級軽巡洋艦の1番艦「ブルックリン」を擬人化したキャラクターである。
容姿を見くびられては困りますね。
ひと際目を引くのは小麦色の肌とクセのかかったブロンドの長髪、そして大きなリボン。
凛として大人びた佇まいに、相応の素晴らしいスタイル。
妹のフェニックス、ホノルル、セントルイス、ヘレナ同様の露出度の高い制服を着ており、スリットから覗く下着とガーターベルトが非常にセクシーで、セントルイスとは異なる雰囲気の「大人のお姉さん」。
姉妹の中でも特徴的な褐色の肌は、戦後チリに売却されたエピソード(後述)にちなんでいると思われる。
が、他のユニオン所属の褐色もしくは小麦色の肌を持つKAN-SENが、北米インディアンにゆかりを持っていることを鑑みると、ブルックリンも名前の由来こそオランダの地名“ブルーケレン”ではあるが、ブルックリンがある場所はもともと北米インディアンのレナペ族の住んでいた場所なのでそれも加味されていると思われる。
では、性格について話そうではないか。
いわゆる武人肌のクールキャラ。
「外交官」を自負し、台詞には(砲艦)外交を担ってきたことからか、武力や威圧に言及したものが多い。
戦闘でも武人キャラらしく勇ましく士気を鼓舞する様な台詞があり、勝利時の台詞で賠償交渉について述べるなど、職務に忠実。
といっても暴力を好む居丈高な性格というわけではなく、指揮官に対しては「デキる秘書官」としてテキパキとサポートをしてくれる。
力はあくまでも手段の一つということなのだろう。
あまり私情を見せず、友好度が上がってもビジネスライクな口調を崩さず、なかなかはっきりと好意を表してはくれない。
しかしその分信頼が最大に高まったときの破壊力たるや凄まじく、好意を寄せた相手に尽くすタイプであることがわかる(元々の態度とベクトルが一致していたために、却って好意がわかりにくかったのだろう)。
大人びた容姿・雰囲気とは対照的な大きなリボンは、彼女の秘められた“女の子らしさ”を表していたのかもしれない。
性能は砲艦外交の基本です。
レア度はR(5段階の下から二番目)で、ステータスは同レア度・同艦種として平均以上。
なおこのゲームにおけるレア度は燃費と密接に関わっており、後述の特徴とあわせて
非常に使い勝手が良い。
性能としてとりわけ重要なのは「副砲型軽巡」というところであろう。
このゲームの軽巡洋艦で特に強力とされ三幻神と呼ばれるクリーブランド、ヘレナや
周回で重宝されるフェニックスがこのタイプにあたるのだが、彼女もその一人。
魚雷の代わりに副砲(小口径主砲)を装備することが可能で、魚雷の一撃必殺の攻撃力と引き換えに
高い弾幕形成力を誇り、特にオート機能を用いた周回において非常にシステム相性が良い。
スキルは「巡洋艦に対しての火力上昇(常時)」
勿論自身も(軽)巡洋艦なので適用対象。実戦では数値以上の火力を誇ることになる。
先述のクリーブランドやヘレナも火力上昇スキルを持ち、それらは「艦隊全体」に適用されるのだが、
発動率や時間制限があったりと主力艦隊の攻撃に重ねて爆発力に期待するタイプなのに対して、
こちらは常時発動のためコンスタントにダメージを稼げる安定感がある。
質実剛健な性格の彼女にふさわしいスキルと言える。
全員軽巡洋艦かつスキル内容が異なる(このゲームでは同タイプのスキルによるバフは累積しない)ため、一緒に編成して全体の火力を上げると更に効果的になる。
他にも、妹のフェニックスが非常に強力な回復スキルを持つため、彼女を盾にしつつペアにすることで火力と耐久力を両立した編成をめざすのもいい。
ここで上げたのは一つの例で、勿論他の軽巡・重巡と組んでもバフ効果は得られるため様々なシナジーが考えられる。
なかでも副砲軽巡の編成は分厚い弾幕形成力で自爆ボートの対処に優れるため主力艦隊を守りやすく、オート周回において非常に心強い。
レア度が低くコストが抑えやすいこともあり、普段使いに使いやすい艦と言える。
史実…興味をお持ちですか?
1937年9月30日、ニューヨーク造船所で竣工。1939年4月、ニューヨーク万国博覧会の開会式に参加。太平洋艦隊に所属していたが、1941年5月、大西洋に移動して船団護衛や中立哨戒の任務に当たる。
アメリカが第二次世界大戦に参戦した1941年12月以降、北アフリカ、イタリア半島、フランス南部海岸への上陸作戦の支援に当たる。
1944年12月から1945年5月にかけて、ニューヨーク海軍工廠でオーバーホールを受け、同年9月までアメリカ東海岸で訓練を行う(この間の8月に第二次世界大戦が終結する)。
1947年1月退役するが、1951年1月、僚艦「ナッシュヴィル」と共にチリに売却され「オヒギンズ」と命名される。
(「オヒギンズ」として)1992年1月14日退役。スクラップとして売却されるが、解体のためインドへ曳航される途中の1992年11月3日、沈没。
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