概要
ブロブロとは、「ドラゴンボール」シリーズのアニメオリジナルキャラクターである、「ドラゴンボールZ」劇場版ボスキャラクターのブロリー(呼び分けのためのファンからの愛称はZブロリー)と、「ドラゴンボール超」劇場版ボスキャラクターのブロリー(愛称は超ブロリー)による、腐向けの同一人物カップリング。
名前・基本設定・声優は同じなものの、外見はほぼ別人、性格は下記のように完全に正反対。別時空の存在のため未来&現代トランクスのようなアニメでの共演は見込めそうにないが、ベジットVSゴジータのようにゲーム作品での共演が増えるかもしれない。
『Sparking!_ZERO』では、「似てる……」(超)「俺が2人……?」(Z)と互いに困惑した様子を見せるという対戦前の掛け合いが用意されている。
二人のブロリーの共通点
劇場版ドラゴンボールに登場するサイヤ人では最強のボスキャラクター。
惑星ベジータの滅亡から免れた数少ないサイヤ人の一人で、緑色のオーラを帯びた白眼金(緑)髪の超サイヤ人に変化することができ、悟空・ベジータを軽く凌駕する強さを誇る。
その天性の戦闘力の高さからベジータ王に王家の地位を脅かす存在と危惧され、幼少期に惑星ベジータから追放される。父パラガスに力の暴走を怖れられ制御装置をつけられるもそのパラガスに付き従い、共にベジータ王とその息子ベジータに復讐する時期がくるのを長い間待っていた。
Zブロリー
脚本家の小山高生が手がけ、キャラクターデザインは鳥山明・山室直儀が担当。
服装は赤白金の暖色系で、腰巻の色は赤。髪は長く前髪は真ん中分け。制御装置は額につけられている。身長はパラガスより遥かに高く、2m以上もある色白の細マッチョ。顔は細長く、垂れ目で八の字眉という、父パラガスにも似ていないサイヤ人らしくない顔つきをしている。父パラガスを「オヤジ」と呼ぶ。初登場時は30歳。
伝説の超サイヤ人に覚醒すると流暢に喋り、いかに相手をいたぶるかに頭を使った残忍な戦い方を行い、自分を見放した父をその手で殺している。ノーマル状態の性格は原作となる劇場版アニメの資料が乏しいため、ゲーム作品によっては伝説同様残忍だったり、無口で大人しかったりと解釈がバラバラ。父の死以降は誰かとつるむことはなく、基本的に一人で行動している。
悟空(カカロット)と同じ日に生まれ、赤子の頃に泣かされた記憶からカカロットの名を叫び執念深く殺そうと追いかけている。ベジータもまた過去の経緯から憎悪の対象である。
1作目で深手を負うが胸に大きな傷跡が残っただけで奇跡的に生き残り、2作目で地球に到着するが戦闘で命を落とし、3作目では死後の世界の地獄で暴れていることが分かっている。その後は不明。
超ブロリー
原作者の鳥山明が手がけ、キャラクターデザインは新谷直大が担当。
服装は黒緑青紫の寒色系で、腰巻の色は緑。髪は肩にかかる程度でボサボサ。制御装置は首につけられている。頬や胸や腕などに切傷がついている。身長はパラガスより少し高い程度で、浅黒い肌のガチムチマッチョ。目の上部分が眉毛とくっついている典型的なサイヤ人顔でやや童顔。父パラガスを「お父さん」と呼ぶ。初登場時は41歳。
普段は無口で大人しいが正義感が強く、仲間に危害が及びそうになるとすぐさま助けようとする。戦闘をあまり好まないが本能には抗えず、父を殺されたショックで超サイヤ人に覚醒した時には理性が吹っ飛び狂戦士と化していた。
結局一度も死ぬことはなく、悟空(カカロット)とは再会時に交友を育んでいる。
ベジータとおそらく同い年。カカロットとは過去に一度も会ったこともなく因縁もなかったため、カカロットの名を呼ぶことも叫ぶことも一切なかった。