概要
ユグドラシル・コーポレーションが裏で推し進めていた人類救済計画の名称。
内容は、「地球上の全ての動植物がヘルヘイムの森に淘汰されるまでの10年の間に、摂取した人間をインベスに変えてしまうヘルヘイムの森の実を無害なロックシードに変換する機能がある戦極ドライバーを出来る限り製造し、人々に配布することで人類滅亡を防ぐ」というもの。
しかし、この計画には大きな問題があった。
それは、10年で製造できる戦極ドライバーの台数は10億が限界で、生き残れるのはドライバーを手にした10億人だけであるということと、切り捨てられた60億人はインベスに成り果ててしまうことだった。
もしもドライバーを持たない60億人がインベスに変貌したら、数で大いに劣る人類が近いうちに滅びるであろうことは想像に難くない。
そのため、ユグドラシルはこの最悪の事態を防ぐために、表の顔である医療福祉業を悪用して地球がヘルヘイムの森に覆われるまでに生き残るべき人類を選別して60億人を抹殺し、地球人口を10億人にまで減少させる準備を整えていた。
こうして密かに計画を進めていたが、日本支部壊滅後に各国の支部長達から叱責され「禁断の果実」の研究も侮辱された戦極凌馬の内部告発によって全世界にこの計画が知れ渡り、ユグドラシル・コーポレーションが「世界規模のテロリスト」の烙印を押され崩壊したことで計画は頓挫した。