概要
ベイズ・マルバスはSTARWARSシリーズのスピンオフ作品である映画「ローグ・ワン」に登場するキャラクターである。
盲目の僧侶チアルートと常に行動を共にするワイルドな風貌のおっさん。
チアルート同様、ジェダイと関わりの深い結晶鉱石カイバークリスタルを産出する衛星ジェダの出身で、かつては聖都ジェダ・シティにあるカイバー寺院というフォースと強いつながりを持つ由緒ある寺院を守る宗教組織「ウィルズの守護者」に属していたが、カイバー寺院を帝国に破壊され、故郷ジェダを帝国が占領・蹂躙していくのを見て絶望した結果、「守護者」の戒律を捨てた過去がある。
人物
- 前述したとおり、過去に戒律を捨てた元「守護者」であるが、街の厄介者にまで身を落としながらも戒律を守り続けるチアルートとの友情は変わらず、盲目の彼のそばにい続けている。ストームトルーパーに囲まれるチアルートを救うため彼にも当たるギリギリのところでブラスターを連射し文句を言われるなどチアルートに対する扱いは若干雑だが、デススターの試射実験の混乱の中でもきちんと「チアルート、いくぞ」と声をかけてから走り出したりときちんと気にかけている。また、ワイルドな風貌に似合わず、潜入に向かうジンを励ましたり、チアルートが決死の覚悟で銃撃の中に飛び出していったときは「戻ってこい!」と心配したり、彼が瀕死の重傷を負った時には死にゆく彼のために忘れたはずの戒律を口ずさんだりと仲間思いである。
- メインウェポンはMWC-35c“スタッカート・ライトニング”連射砲という連射式のブラスター。いつも背中に背負ってるドラムみたいな装置はこいつの冷却用タンクである。ちなみに正規品に手を加えた違法改造品である。こいつを乱射してチアルートを包囲するストームトルーパーをなぎ倒しながら、真ん中にいるチアルートには一発も当てないという芸当を平然とやってのけるなど技量は高い。チアルートのスペックの高さは言わずもがなだが、強力な銃撃を連射しながらも一切射線がぶれなかったり、(脱出の手段とチアルートを失い覚悟完了していたとはいえ)帝国軍のエリート兵士であるデス・トルーパー複数人相手に無双しワンショットキルを量産したりと彼も色々と規格外である。
- ワイルドな風貌ながら仲間思いで、特にチアルートのことをことさら大事にしている様子は視聴者の心を的確に射抜いたようで、チアルートとならび「ローグ・ワン」のキャラクターの中ではかなりの人気を誇る。
関連タグ
表記揺れ:ベイズ