概要
『ドラゴンクエストⅢ』で初登場。
ホイミスライムの上位種で、赤い頭と緑色の触手を持つ。名前通り、呪文「ベホマ」を唱えてくる。
PlayStation版『ドラゴンクエストⅣ』では、「ホイミン」の幼馴染の1人である「ベホマン」というキャラも登場する。この名前は『ドラゴンクエストⅤ』やリメイク版『ドラゴンクエストⅥ』、『トルネコの大冒険3』で仲間になるベホマスライムのデフォルトネームでもある。
『ドラゴンクエストⅧ』ではスカウトモンスターとして「ベホップ」が仲間になる。
「モンスターバトルロード」において回復役として機能する数少ないモンスターであり、敵の攻撃が激しいBランクの攻略はベホップがいなければ始まらない。回避率がやや高めなのも嬉しい。
物語上重要な中ボスを撃破した後のタイミングで初めて出会える事、出現場所が道なりに歩いても見逃し辛い位置である事、Bランクをクリアすると「チーム呼び」を2回使えるようになり、また強力なスカウトモンスター達が解禁される事などを踏まえると、「Bランク以降は物語後半から解禁」というゲームバランス調整をベホップ一人で支えていると言えなくもない。
そして、攻略を進めた末にバトルロードの主催者であるモリーのチームとの対決を迎えると、そこには敵陣でベホマスライムが待ち構え、プレイヤーの良く知る強みはそのままにベホップ以上のステータスで立ちはだかる。
以上の理由から、『ドラゴンクエストⅧ』のバトルロードを語る上で欠かせないモンスターとなっている。
『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』ではスライム系のCランクとして登場。普通に位階配合で作成できるが、このランク帯にしてはレベルアップが非常に遅い上にステータス上昇も晩成型なので、シナリオ攻略適性は若干低め。
他媒体での登場
『小説 ドラゴンクエストⅢ』では勇者一行を襲ってくる普通の敵役なのだが、一方でゲームブック版『ドラゴンクエストⅢ』では中巻において、20ゴールドで回復をしてくれる味方寄りなキャラクターとして描かれている。