概要
?~1217年没
フウシン部族の出身で「四駿」の一人に数えられる。
チンギス・ハーンが敵対していた一族のジユルキン氏を倒した際に降伏した敵が幼児であったボロクルをチンギスに献じてチンギスの母ホエルンにより養育されたという。
成人後は武将として活躍し、ケレイトの戦いでは重傷を負ったオゴタイを救出した。
後に帝国の親衛隊であるケシクの長官にも任じられたが、1217年に帝国に反乱を起こしたトマト部討伐の際に戦死した。
井上靖の小説「蒼き狼」では他者を魅了する風貌を持ち、チンギスは他国への使者にふさわしいと評する場面がありコーエーの蒼き狼シリーズではその影響で外交技能を持っている。