概要
基本的には、『ドラゴンクエストⅤ 天空の花嫁』に登場する、仲間モンスターとしてのキラーパンサーにつけられる名前の候補の一つ。
命名イベントの時点では幼獣のベビーパンサーであり、その容姿に対して「ボロンゴ」はやや厳つい印象もあるが、スーパーファミコン版のパッケージイラストには成長した主人公・ビアンカとともにキラーパンサーも描かれているので、ベビーパンサーが後に精悍な猛獣に成長すると予想できていたプレイヤーも少なくはないと思われる。
ボロンゴ技
ボロンゴという名前を選択するプレイヤーが必ずしも多数派ということではないようだが、SFC版にはモンスター仲間システムを利用して内部データを改竄するバグ技が存在し、その一環として出現する「超強力なキラーパンサー」が「バグボロンゴ」と呼ばれ、転じてこのバグ技とそれによって生じる現象の数々を「ボロンゴ技」と称することがある。実際にバグ技の起点になるのはモンスターじいさんなのだが。
なお、「ボロンゴ技」はデータを改竄する性質上、「詰み」や「冒険の書の消失」といった結果に至ることも多いので、事前に十分に理解したうえで自己責任で使用すること。
能力
幼獣のベビーパンサー、成獣のキラーパンサーともに通常の仲間モンスターとは加入の経緯が異なるが(『キラーパンサー』の記事を参照)、パーティーメンバーとしての運用は変わらない。
ベビーパンサーの初期Lvは2、最大Lv20まで育てられるが特技の類は習得しない。また「かしこさのたね」によるドーピングが無ければ賢さも20に届かないが、これについては特技が無いだけにそれほどのデメリットにはならない。
キラーパンサーの初期Lvは15、最大Lv99まで育てられ、「きあいため」「おたけび」「いてつくはどう」「いなずま」を習得。加入時点で賢さが20を超えているので、「ビアンカのリボン」は他のモンスターに回してもよい。
力と素早さに秀でている反面、防御面は耐性も含め若干の不安があり、「みずのはごろも」を装備させるなどしてカバーしておきたい。
後続作品
『ドラゴンクエストⅦ』にはマール・デ・ドラゴーンに「ボロンゴ」という名の船員がいる。
『ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド』や『ドラゴンクエストⅩ』でも、一部の仲間モンスターの名前として「ボロンゴ」が採用されている。
関連タグ
コロンボ:似て非なるもの