プロフィール
誕生季 | 冬 |
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属性 | 火・風・土→全属性(名捧げにより) |
所属領 | エーレンフェスト→アレキサンドリア |
階級 | 中級貴族 |
役職 | ローゼマインの護衛騎士 |
瞳の色/髪の色 | 青/濃い紫 |
CV | 梅原裕一郎(ドラマCD3以降) |
概要
「本好きの下剋上」に登場する護衛騎士。ローゼマインより二学年上。
敵対派閥である旧ヴェローニカ派に所属するが、三年時の粛正でローゼマインに名を捧げ側近入りする。
ローゼマインとは因縁の深いギーベ・ゲルラッハの末息子。
同じ旧ヴェローニカ派閥であるラウレンツとは仲が良い。
人物
旧ヴェローニカ派に所属するギーベ・ゲルラッハの三男坊。
父は派閥の中心人物であり、ゲオルギーネに心酔するグラオザム。
上に2人の兄がいる。
同派閥のラウレンツとは幼い頃からの友人。
生真面目でやや堅物。ラウレンツに比べるとノリが悪い。
ローゼマインから「ぬいぐるみに恋物語の口説き文句を吹き込んで欲しい」とお願いされた際は、顔を赤くして大いに取り乱すなど純情である。
慎重な性格で憶測でモノを言うことはあまり無い。最悪の事態を想定し、先回りして計画を練るところが父親似だとラウレンツから評されるが、本人は全く嬉しくない。
ローゼマインのレシピに出会ってから野菜の美味しさに開眼し、大の野菜好きに。成長するため肉も頑張って食べているが、できるなら野菜だけ食べていたい。
旧ヴェローニカ派閥の中心である父を持つが、三男であるためにあまり期待をかけられなかった事もあり他の家族と異なりゲオルギーネに心酔していない。むしろ他領の第三夫人へ熱をあげる父達を疑問視している。
ヴェローニカ失脚後、目まぐるしく変わっていく派閥関係を肌身で感じ、これからのエーレンフェストの中心がヴィルフリートではなくローゼマインであると認識している。派閥関係なく運営される子ども部屋や貴族院寮の雰囲気を心地よく感じており、それを脅かす父の陰謀を危険視していた。
一年時に執り行われた領地間での星結びへの襲撃計画をローデリヒを通してラウレンツと共にローゼマインへ密告。
また二年時の夏、ゲルラッハを訪ねたゲオルギーネ訪問における密会で彼女がエーレンフェストの礎を奪う計画を立てている事を知る。貴族院に移動した領主候補生たちの雰囲気から旧ヴェローニカ派の存続が風前の灯火だと判断。ラウレンツと共に先んじてゲオルギーネの計画を密告しエーレンフェストへの叛意が無いと示す事で、他の旧ヴェローニカ派の子ども達の命を救おうとした。その後もローデリヒやラウレンツと共に旧ヴェローニカ派の子供達を説得し、彼らが自暴自棄にならないよう尽力する。
粛正の助命条件が名捧げだと提示された際に、領主であるジルヴェスター、同派閥・同性であるヴィルフリートではなくローゼマインを真っ先に挙げるなど、当初からローゼマインを高く評価していた。側近入り後もローゼマインの起こす数々の偉業や子ども達への庇護を目の当たりにし、益々忠誠心を高める。
四年生の春、フェルディナンド救出のためにアーレンスバッハとの礎を賭けたディッターに参戦。またエーレンフェスト防衛戦では故郷ゲルラッハを蹂躙する父グラオザムと対峙した。その際ローゼマインが二年間眠る事になった襲撃事件がグラオザムの犯行だと知り激怒。現ギーベを殺害しギーベの館を乗っ取ったグラオザムの元へ、血縁である事を利用し主と共に乗り込む。ローゼマインを「元平民の賤しい娘」だと侮辱するグラオザムへ斬りかかり、ローゼマインから大量の祝福を受けながら応戦。周囲の者へ惜しみない祝福と慈悲を与え繁栄をもたらす主への忠誠を叫びながら、ゲオルギーネこそ他者から奪うばかりで父に何をしてくれたのかと問い詰める。トドメこそ刺せなかったものの、終始ローゼマインを守り続けグラオザム討伐に大きく貢献した。
なお、卒業式では主が不在だったため、エスコートはハルトムートの母オティーリエに依頼。犯罪者の息子であり主に名を捧げている身、そして中央移動を控えていたため、初めから婚約者を探す気はなかったらしい。
能力
元から上級に近い魔力量を誇り、側近入りする以前から独自の圧縮法で魔力を伸ばし優秀者に選ばれている。
剣以外にも弓矢を使ったりと器用。周囲へ指示を出せるなど頭も回る。
ラウレンツと異なり文官仕事は苦ではないようで、神殿の書類仕事もすんなり受け入れた。
一つ下のラウレンツより体格が小さい事を気にしている。
神殿通いの際に「誰が一番最初に神具を写しとれるか」を同僚たちと競い合っていたため、エーヴィリーベの剣を作成可能。