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マリアンヌ・ファン・ティエネン

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まりあんぬふぁんてぃえねん

GA芸術科アートデザインクラスをPSPゲーム化した「GA芸術科アートデザインクラス Slapstick WONDERLAND」の登場人物。通称「マリ」。

概要

ゲームの主人公。プレイヤー自身がマリという設定になっており、CVは無い。ゲーム版のオリジナルキャラクターだが、原作者きゆづきさとこ原案で新規にデザインされ、原作にも(ゲスト的な扱いだが)登場した。

期間留学生として来日、GA1年に編入してきた西洋人の少女。

金髪碧眼・長身の西洋人らしい容姿で、髪型はツーサイドアップ、網目模様の茶色タイツ着用。素直な性格で感情が顔に出やすい。また、少々天然ボケなところがある。日本に来たのは初めてだが日常会話レベルの日本語はほぼ問題なく使える。

今は亡き彼女の祖母(ミシュリーヌ)がかつて日本に在住していたこともあって、日本の文化に強い興味を持っている。いつも持っているスケッチブックも祖母の形見である。

日本留学中の課題として絵本を製作することになり、すぐに打ち解けたGA1年5人組(キサラギノダミキトモカネキョージュナミコさん)とともにこの絵本の内容をめぐってゲームが進行していく。

国籍の謎

マリの国籍はゲーム中では明かされない。しかし、ゲームが発売された月連載分の原作漫画にはマリが登場しており、ここで「フランスからやってきた」と明記されていた。そのため、この時点では間違いなくフランス人であると認識されていた。

ところがマリの名前にオランダ系民族特有の「ファン」が含まれ、ゲームBGMのタイトルにオランダ語(Orgel=オルガン)が見受けられる点は、オランダ語圏出身であることを示唆しているようにも受け取れる。

しかしゲーム中ハロウィンではしゃぐシーンもあり(ハロウィンはフランスでもオランダでも一般的ではない)、もはやどこの国の人かまったくわからない冷静に考えろ、お前どこ出身!?

ちなみに原作のマリ登場回が描かれたのはゲームの完成後で、シナリオ制作者も違うのでゲームと原作で多少設定に違いがあってもおかしくは無い。

考察

考えられる可能性は、

(1)オランダ系フランス人。

オランダから他国を経てフランスへ移住したケースを含む。

(2)ベルギー系フランス人。

ベルギーの北部はオランダ語圏。

(3)フランス領フランドル出身。

フランス本土最北端(現在のノール県辺り)はオランダ語圏。

※ベルギー西部を含め、西フランク王国時代から宗主権下にあったが、実質的にフランスの支配下に入るのはブルボン朝の時代。

この場合もハロウィンについての疑問が残るが、祖父(ミシュリーヌの夫)が外交官だったので、そちらの繋がりで元から知っていたのかもしれない。

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