概要
スーパーマリオシリーズにおけるメインヒロインで、キノコ王国のお姫様であるピーチ姫がその名の通り、人魚の姿で描かれている或いは変身した姿でイラストに付けられるタグ。単に「人魚ピーチ姫」とも呼ばれる。
公式版(プリンセスピーチショータイム!)
グレープ劇団によって悲劇に変えられたキラメキ劇場の舞台を救うため、ピーチがステラの力を借りて変身した姿の1つ。
まさに人魚そのものの姿であり、水中を自在に泳ぐことができる(というか、変身した時点で強制的に水中ステージになる)。
Bボタンを押し続けて歌うことでフィールド上を泳ぐ小魚達を操作することが出来、これを利用して仕掛けを解く事ができる。
貝殻を下からこじ開けたり、ウツボを動かして道を開いたりする。
グレープ劇団に攫われたコンサートメンバーを救い出すのが目的である。また、この舞台でのピーチは歌姫という役割であり、コンサートシーンではBボタンを押しつつ魚が来る方向に合わせてLスティックを倒して歌うミニゲームを行い、人魚ドゥーケを浄化させる。
ただし舞台の最後に行われる事と、1度でもミスしたらキラメキストーンが入手できないため、かなり難しい。魚が来る方向や順番を暗記して再トライすべし。
舞台の内容からしてミュージカルを意識されており、そういう意味では伝承の頃から歌と関わりがある人魚とは相性がいい。
なお、余談だがあくまでも水中風の舞台であり、本物の水中ではない。リボンおじさんや忍者キラリスタの弟子が、潜水用具なしで普通に活動できているのが、何よりの証拠である。
本来の舞台の主役である人魚キラリスタも、普通に地上で活動できる。
非公式版
タグの誕生経緯
マリオシリーズの主人公であるマリオは、水中ステージを泳ぐ際にはそのままでも泳ぐ者であれば、水中移動に特化したカエルマリオやコウラマリオ、そしてペンギンマリオに変身し、水流に逆らい、より自由自在に泳ぐ者もある。そんな主役作品であるスーパープリンセスピーチでも水中ステージもあるが、基本的にはカッサーの能力「せんすいカッサー」によるものであった。
それにより「もしピーチ姫に水中用の変身があるならどのようなものなのか」という妄想を元に作られたのが、プリンセスピーチショータイムが制作される前に作られたマーメイドピーチのタグである。
余談
ちなみに本山一城版スーパーマリオのワリオの森編のカバーイラストでは、同じく人魚であるメイドーをモデルにした『マーメイドピーチ』の粘土作品が描かれている(作者曰く、自身が作成したらしい)。