CV:伊丸岡篤
概要
ミッドレイとは、『転生したらスライムだった件』のキャラクター。
ミリム領地「忘れられた竜の都」内にある神殿の神官長で「竜を祀る民」の実質的な指導者。
見た目は人間のそれと変わらないが、人間と人化した竜の間に生まれた血族の末裔である龍人族でガビル達とは起源は異なるが同族に当たる。
能力よりも技能を遥かに重視しており格闘戦に限定すれば最古の魔王であるミリムの遊び相手という名の手合わせが務まるほどの手練。豪放磊落を体現したかのような男だが戦略は姑息と決めつけ力でねじ伏せればいいというゴリ押しな考え方をしており集団戦では力だけあればいいわけではないという事を理解しておらず戦場での指揮官に致命的に向いてない。
竜を祀る民の文化の固定観念を捕らわれきっており野菜をそのまま食べる事に強い執念を持ち(さすがに他所の国の者に強要してなかったが)、ミリムが生野菜を奉納されるのを嫌がっているのをまるで理解してなかった。
側近のヘルメスからはこの生野菜奉納がミリムの出奔癖の理由の一つではないかと思われている。
この状況に耐えかねたミリムが、ミッドレイ達に料理を教えてやって欲しいとリムルに切実に頼んだ事で、開国祭にてシュナから料理を振る舞われる事になった。しかし、頑固なミッドレイは料理を自然への冒涜であると決めつけ味見すら拒否していたが、この態度を見かねて怒ったシュナからの説得で渋々口にした料理の味に感動し、同時に食材を調理する事の素晴らしさを説かれた事で考えを改める。
更に「生野菜盛り」では決して見れないミリムの満面の笑顔を見て自分が間違っていたと深く反省したのだった(無論最初から全て理解していたヘルメスからは「そらそうっすよ…」と内心で呆れられていたが…)。