概要
IGO第8ビオトープの洞窟の巨大宝箱に隠されている種子で、一龍会長のフルコースの前菜。
第8ビオトープでは考えられない捕獲レベル74の鳥獣バジュルコッコに守られており、庭時代の美食屋四天王では歯が立たなかったが、サンサングラミー編の後にココが毒で眠らせ、トリコの36連ツイン釘パンチの連発で宝箱が開いた。
ココ曰く最初は強い電磁波を放っていたが、ミリオン自体が世界中の料理人に声を発すると電磁波が弱まり、トリコは拍子抜けしながらも節乃に見せに行った。
それこそがミリオンという樹の種であり、グルメ界の奥地に普通に生えているというが前述の通り世界中の料理人を呼ぶ声を発した(一龍の他のフルコースメニューも)。
その後、第二部の序盤で一龍のフルコースメニューが無限食材ビリオンバードの孵化に必要な物であると判明。ビリオンバードはこの樹の上に作った巣でのみ孵化するのだという。
彼のフルコースはこのミリオンの種をはじめとするすべてのメニューがビリオンバード飼育キットとなっており、有事のとき人々が飢えないための保険として隠されていたのだ。
一方、グルメ界の食没の岬では一龍の墓標として樹が育っており、三虎が植えた事が示唆されている。
トリコ一行がエリア2に向かっている頃、ネオと激闘していたドン・スライムの回想で三度登場。
ミリオンの種をつまみかなにかのようにポリポリ食っている若かりし頃の一龍の姿がある。これ自体は別に食材というわけではないが味はそこそこらしい。
ドン・スライムも当初は驚きドン引いていたが、次第に彼の人柄に絆されていきいつしか隣り合って共に味わう間柄となっていった。
「一龍・・・お前と出会って何百年経ったか・・・」「このへんてこな豆も何だか・・・やめられない味になってきた・・・」