ミーア(モンスター娘のいる日常)
もんむすめのみーあ
「あと5分・・・じゃなくて、あと5℃体温が上がるまで待って・・・。」
主人公来留主公人の家にホームステイすることになった最初のモンスター娘で、半人半蛇(下半身が脚の代わりに蛇の尻尾)のラミアの少女。一人称は「私」。腰まで届く長髪。
元々は別の家にホームステイすることになっていたのだが、墨須のミスで来留主家に送られ、そのまま彼の元でホームステイすることになった。
モチーフがアバウトに過ぎる来留主姉妹にしては珍しく、ある程度は出身地の特定が可能。というのもそのはず、全長7mというとんでもない巨体の持ち主で、これほどの大きさに匹敵する現実のヘビはアミメニシキヘビとオオアナコンダくらいしかいない。ラミア科としても最大級の種であることは言うまでもない。
それゆえ初対面の人には必ず怖がられ、外に出るとどうしても好奇の目を向けられる中で、全く偏見を持ったり差別をしたりせずに優しく接してくれる公人のことを、「だぁりん」と呼んで慕うようになった。
やる気はあるのだが、トラブルメーカーで家事全般が壊滅的に苦手。特に料理に関しては肉食動物である蛇の特性から味覚が鈍いうえ、その料理に入れない調味料を思い込みで入れたりするため、元の料理とは似ても似つかないゲテモノ料理となり、食べたものを失神させたり、トイレに直行させたりしている。
蛇である故に変温性の種族で、体温が下がりすぎると活動が出来なくなる。定期的に脱皮もするが、脱皮をしている姿を見られるのは、裸を見られるのよりずっと恥ずかしいらしい。
ラミア族は女性しかおらず、繁殖には人間の男性が必要だが、彼女たちには一人の男性を全員で共有する「一族の夫」という風習が存在し、ミーアは一族の夫を捜すために日本へやってきたらしい。
しかし、昭和の伝説のヒロインよろしく独占欲が強く事あるたびに嫉妬深さを発揮する彼女がこの風習を受け入れ、公人を一族の夫として差し出せるのだろうか?