CV:間島淳司
概要
本作の事実上の主人公であり、他種族間交流法の規定に基づきミーアらモンスター娘たちのホストファミリーを務めている青年。そしてそんな彼女らとことごとくフラグを建てまくる一級フラグ建築士にして、脚フェチ。「ダーリン」「ご主人」「主(あるじ)」「ハニー」「マスター」「だんな様」「彼氏くん」とほとんどの人に愛称で呼ばれているのでついつい忘れられがちだが一応ちゃんとした名前がある。
もともとは両親が海外に住んでいる為1人暮らしだったが、ある日他種族間交流コーディネーター墨須が本来のステイ先と間違えてミーアを連れて来て、その際初対面の人間がみんな怖がる彼女の蛇の下半身を見ても一切動揺せず自然に接してみせた(彼曰く、いまどきそんなに珍しくもないとの事)ことがきっかけで彼女が彼を気に入り彼の家にステイすることを強く希望したため、強引にホストファミリーにされてしまった。
れっきとした人間ではあるが、人間離れした高い身体能力と並の人間であれば死に至るような衝撃にも耐えられるタフさを持っている。とは言え、流石に限界を超えた衝撃には耐えられず、何度か三途の川を渡りかけている(この経験が後に別のモン娘を引き寄せる事になる)。日々のトラブルで鍛えられたせいか、生傷が耐えない日常を過ごしてるくせに、骨にヒビすら入らないどころか検査入院をしても身体に異常がみつからないという人間をやめた領域に辿り着きつつある。一応ある事を意識しはじめたあたりから体を鍛える事を始めているが、その甲斐なのだろうか。
性格は好青年と呼ぶにふさわしいものであり、他種族に対する偏見や差別意識を持たず、モン娘たちに好奇や侮蔑のまなざしを向ける輩には敢然と抗議し、毎度毎度彼女たちの暴走によってひどい目に遭わされながらもそのことで彼女たちを非難せず、揃いも揃って家事能力のレベルが低い彼女たちのために食事の世話など家事一切を引き受けたうえでアルバイトまでしている。元々世話好きな性格だったが、日々増えていく趣味も違う、嗜好も違う、食指も違うモン娘たちの世話を担当するにつれ、料理スキルは(この時は本人が作ってないとはいえレシピ自体は彼のもので)他種族の一流レストランに出しても差し支えない領域に達している他、ステイしているメンバー以外の世話も見るというか制止しても勝手にテキパキやってしまう一種のワーカーホリック(ラクネラ談)に至っている。常日頃から様々なモン娘(特にミーアらステイしているモン娘)の積極的な誘惑をうけながら、それに流されて一線を超えないよう常に務める鋼の精神の持ち主。かと言えば草食系というわけでも朴念仁というわけでもなく、相応の事をされれば身体は反応するらしい。相手の好意にも気づかないのではなく真摯に清く対応しようとしており、ただひたすらに真面目君なのである。
そんな彼であるが、社会的身分は不明。
「バイトを増やさなければ」と嘯いている場面があるので、アルバイトをしていることは確かだが、学生なのかフリーターなのか、はたまた別に正職を持っているのかは語られていない。
日中多くの時間をモン娘たちとの交流に割いているので、正規の職に就いているとは考えづらいが、これほどの真面目人間がフリーターという宙ぶらりんな状況に甘んじているのもそれはそれで不自然である。単位をあらかた取って暇ができた学生、あたりが妥当であろうか。
余談
自宅は、墨須から新たなモン娘が連れられて来るたびにテレ朝系の番組も真っ青なリフォームが施されており、海外にいる両親が帰ってきたら驚くだろうと言う程の変貌を遂げている。