「You're as inelegant as always(相変わらずエレガントじゃないわね)」
概要
「英国の貴婦人」。英仏のGⅠで2勝しており、昨年度に出走したジャパンカップでは5着の敗退(本人もそれなりに気にしているらしい)。イギリス代表のウマ娘として、去年に引き続きジャパンカップに出走する。そのお家柄故か、日本のコンビニおにぎりは新鮮な体験だったようだ。
欧州では差しや追い込みなどの後方から差し切るスタイルで好成績を残しており、イタリアの注目バであるトニビアンカにも勝利したことがある。
"貴婦人"の二つ名に相応しく、私服や勝負服は共にドレスを強くイメージしたセレブ感のある衣装であるが、本人は結構お転婆なタチらしい。
プロフィール
出身地 | イギリス |
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身長 | 160cm |
誕生日 | 3月1日 |
何気に身長が公開されている『シンデレラグレイ』初出の海外ウマ娘の中では一番身長が低かったりする。
6巻カバー裏で公開されている身長表を見る限りヒール抜きでの身長と思われる。
人物
雰囲気はお嬢様然とした見た目ではあるが、敵であるオグリのサポーターであると知らなかったとはいえベルノの取材にも丁寧に対応していたようで、彼女からは調査結果にたぶん良い人と書き込まれる程に好感を持たれていた。
他にも一度会っただけな藤井記者の名をきちんと覚えている点やトニビアンカ「気負いすぎ」と心配している点など、基本的には非常に義理堅い人物である(流石に開口一番に負けたレースの話をしてきた藤井記者にはハイヒールの踵でお仕置きしているが)。
トニビアンカにとってはライバルにして数少ない友人でもあり、彼女の「(ムーンは)相変わらず優しいな」という発言からも2人の付き合いの長さが窺える。なお、ジャパンカップの決着後にはトニビアンカを誘って日本の買い食いをドヤ顔で教える可愛らしい姿も見せた。
活躍
ジャパンカップ本番ではトニビアンカを注視しつつ後方でタマモクロスとポジション争いを起こしているが、タマの一から仕切り直して最後方の大外から抜け出す策にかわされる。
「領域」に入ったタマモクロスたちに続くトニビアンカを警戒しながらスパートをかけるも、とあるアクシデントに遭った彼女に真っ先に気付いており、親友の異変には悲壮な顔を隠すことができなかった。
それでも懸命に前を走るミシェルマイベイビーを追いかけたものの、逆境の中でも意地を見せたトニビアンカの前には6着の敗北を喫した。
余談
6巻おまけページの人物紹介では「家柄の関係でトニビアンカとは幼馴染」と書かれている。
史実においてトニービンの父父とムーンマッドネスの母父が「カラムーン」という同じ馬であった事が元ネタであると考えられる。
モデル
モデルは英セントレジャー&仏サンクルー大賞馬ムーンマッドネス。
弟にセイウンスカイの父シェリフズスターがいる。
引退後は日本で種牡馬となったが、オープン特別のカシオペアステークスを勝ったメジロスズマルを出した程度に終わる。