「About this perfect!(これぐらい絶好調さ!)」
概要
アメリカのウマ娘。「アメリカの巨神」の異名を持ち、その名に恥じない鍛え上げられた頑強な巨体が持ち味であり、その身長は実に195cmで、スピンオフを合わせて現状最巨漢のウマ娘。
レースではその体躯を活かして強引にぶつかってでも自分の得意なポジションを力技でキープする。
実はジャパンカップ編に登場した海外ウマ娘の中で、唯一オグリと会話した人物だったりもする。ただし当のオグリは英語が分からず、レース中だったこともあってあまり長くは喋っていないが。
プロフィール
出身地 | アメリカ |
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身長 | 195cm |
誕生日 | 5月6日 |
人物
爽やかで常にハイな性格。根っからのアウトドア派のようで、来日した後にバスケを楽しんでいる場面も。本業は競走ウマ娘だが、やろうと思えばスリーポイントラインからのダンクも軽くこなせるらしい。
オグリのことは海外である程度話を聞いていたのか「Japanese Monster(日本の怪物さん)」と呼んでいたが、色々あった後には彼女に畏怖の念を込めて「Zombie Monster(ゾンビモンスター)」と言い換えている。
ただ、かなり明るい性格に反して勝負事に対しては結構ドライな一面も見せており、「領域」に突入したタマモクロスらを見ると、即座に勝てないと判断して3着を死守する方向へシフトするなど、良く言えばリアリスト、悪く言えば勝負所で無理に勝ちを狙いに行かずに途中で諦めてしまうという弱さも併せ持つ。
なお、同じアメリカ出身のオベイユアマスターとはそれなりに仲が良いらしく、レース後のインタビューでも揃って記者達の取材を受けている。
活躍
レース序盤でタマモクロス対策として先行策を取っていたオグリと激突、 「日本のウマ娘は随分と行儀の良い走りをするんだね」 と呟きながらレース文化の違いに戸惑うオグリと真っ向からポジション争いをするが、持ち前のフィジカルとパワーを生かしてこのポジション対決に勝利する。
オグリに競り勝った後はスクールロードらを退けて一気に勝ちをもぎ取ろうとするも、「領域」に入ったタマモクロスやそれを徹底的にマークしていたオベイの力に驚愕。
後ろから追ってきたエラズリープライド、ムーンライトルナシー、トニビアンカと言ったライバルたちも加速する中、タマモらを抜かすことは不可能と判断し、「せめて3着は死守してみせる」と意気込む。
だがそれも束の間、自分とのポジション争いで沈んだ筈のオグリが僅かに温存していたスタミナを使った末脚で突っ込んで来たことで差し返されてしまう。結果としては4着に終わることとなった。
このオグリとの戦いは彼女にも大きく響いた(序盤のポジション争いでオグリを消耗させ、トップ争いから脱落させたからこそ)ようで、 「日本には怪物がいるって聞いてたけど、いたのはゾンビだったよ!」 と言及している。
モデル
1988年G1バーナード・バルークハンデキャップの勝ち馬マイビッグボーイ。同1988年G1マンノウォーステークスではサンシャインフォーエヴァーの半馬身差2着となったペイザバトラー(オベイユアマスターのモデル馬)に先着され3着。
同年のジャパンカップにも参戦し、4着に入っている。
関連タグ
ヒシアケボノ(ウマ娘)…こちらもやたらと巨大なことで定評のあるウマ娘。身長も180cmと相当だが、流石にミシェル程ではない様子。