概要
プロモデラー、造型師、3DCG作家の小林和史によるオリジナルデザインのロボット。
元は小林和史オリジナルのガレージキットだったが、その独特のデザインや世界観を高く評価されて玩具化、プラモデル化されて高く評価されている。
あにめたまご2019にて、『Hello WeGo!』のタイトルでアニメ化された。制作はWIT STUDIO。
世界観及びウィーゴの説明(公式サイトより)
1940年代後半、世界的に発展していたメカトロボット産業。しかしそのサイズはどれも大きく、人型ではあっても無機質で、工作機械然とした物ばかりであった。日本でもそれらのメカトロボットは輸入されていたが、日本の国土に合わないその巨大なサイズゆえ、普及する事は無く、一般の人が目にする機会も少なかった。1957年に日本の「メカトロ中部」(Chubu Mechatronics)がそれまでに無い画期的な小型メカトロボットを発表する。
軽メカトロボット「チューブ1号」である。『一家に一台メカトロボットを』 をテーマに開発されたこの機体は日本国内だけでなく、世界のメカトロボット産業の方向性を変えていく。
時は流れて西暦2000年。
家庭への導入度では自動車産業に惨敗したメカトロボット産業。しかし、ここでまた「メカトロ中部」によって斬新な機体が発表される。児童用メカトロボット「メカトロウィーゴ」である 過疎地での児童の通学や、各種レクリエーションに使用される事を想定して作られた、世界最小サイズのメカトロボット。
今後も「メカトロ中部社」は見た者を笑顔にさせる新型機を発表し続けてくれるだろう。
商品展開
玩具は千値練より1/35スケール(約7.5cm)のダイキャスト使用の物が発売されている。
プラモデルはハセガワより1/20、1/35スケールの物が発売されており、パッケージデザインは『日常』のあらゐけいいちが手掛けているのだが、付属の児童フィギュアはリアルデザインである。