曖昧さ回避
アメリカ合衆国のメンフィス
テネシー州の都市。ミズーリ川に面し、周辺の拠点、港町として発展し、戦後は航空都市としても発展した。東のナッシュビルと並ぶ拠点であり、かつてはテネシー州で一番の人口を誇っていた。しかし、ナッシュビルが人口増加を続けるのに対し、メンフィスは治安が壊滅的に悪いため人口が停滞。現在はナッシュビル>メンフィスとなっている。ナッシュビルと並ぶ音楽産業が盛んな都市でもあり、黒人音楽のブルースはこのメンフィスで発展を遂げた。ほかにジャズや、意外にもカントリーミュージックも盛んである。スポーツチームにメンフィス・グリズリーズがある(こんな南部の蒸し暑い都市にグリズリーとは奇妙に思われるだろうが、元はカナダのバンクーバーにフランチャイズがあったため)。
世界最大の航空貨物業フェデックスことフェデックスエクスプレスの本社があり、ここのメンフィス国際空港をハブとしているため、世界有数の航空貨物空港となっている。また、同社は市内で数万人の雇用を生み出しており、グリズリーズを誘致した企業でもあり、今やFedExあってのメンフィスである。
ここ数年では治安の悪い都市としても名が挙がっており、例の犯罪ランキングではワースト10常連である。といってもメンフィスの場合は職を失った貧困層が問題を起こすというより、音楽産業が盛んな反面、ドラッグ常習者やアルコール中毒者が蔓延しており、それによる暴力犯罪が常習化しているという状態である。事態を重く見た市は特設の見廻り警察隊を結成したりしたが、警察側の不手際がきっかけで解散を余儀なくされた。
王家の紋章のメンフィス
長い黒髪と女と見まごうばかりの美貌を持つ少年王であり、勇猛果敢で有能なエジプトの統治者。
21世紀人ならではの英知と、エジプト人にはない白い肌に金髪の容姿、優しく、王者である自分にも屈しない強い心を見せるキャロルを熱愛するようになり、妃にする。
1巻では17(18?)歳。