概要
PS2ゲーム『遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズⅡ 継承されし記憶』に登場したゲームオリジナルモンスターの1体。
名前で察しの通り、グレート・モス及び究極完全態・グレート・モスへ進化するモンスターカードである。
カードテキスト
効果モンスター
移動:自分では移動不可能
生態:自分で表にして、表向き守備表示で5ターン生き残ると「モスのさなぎ」に変身!途中でバトルで破壊されると、現在位置以外の自分の召喚エリアで「ラーバモス」として復活!
解説
進化の繭で芋虫モンスター※を強化する事で場に出せる特殊カード。
デュエル中で使用すること自体はできるがカードとしてデッキに加えることは不可能という特徴を持つ。
※:プチモスやラーバモスだけでなく、キャタピラーやニードルワーム、アシッドクロウラーといった芋虫な見た目をしたモンスターの通称であり、これらのモンスターは共通して
特殊強化:「進化の繭」で強化されて「モスの幼生」に変身! |
という効果を持っている。
このカードを表側守備表示の状態を維持して5ターン守り抜けば後述の『モスのさなぎ』に進化する。原作や遊戯王OCGを知っている人など「そんなの困難だ!」と思うかも知れないが、本作はカードをチェスの駒のように進めてデュエルする『パーフェクトルール』でデュエルを執り行う。更に本作では『死者への手向け』のような相手のモンスターカードを任意で破壊するカードは殆どないため、相手モンスターから離れた所にだせば、モスのさなぎへの変身は約束されたも同然である。
モスのさなぎ
カードテキスト
効果モンスター
移動:自分では移動不可能
生態:自分で表にして、表向き守備表示で1ターン生き残ると「究極完全態・グレート・モス」に変身!途中でバトルで破壊されると、現在位置以外の自分の召喚エリアで「グレート・モス」として復活!
解説
「モスの幼生」の効果で場に出せる特殊カード。
こちらもモスの幼生と同じくデュエル中で使用すること自体はできるがカードとしてデッキに加えることは不可能という特徴を持つ。
名前で察しの通り、ここまで来ればグレート・モスもしくは究極完全態・グレート・モスの召喚まで目前。カード効果で破壊されない限り、どちらかの召喚は約束されたようなものである。
補足
本作ではどちらもインセクターが召喚してくるカードとして登場。
彼とデュエルできる赤薔薇編から一周目でゲームを始めた場合は『グレート・モス及び究極完全態・グレート・モスの召喚を阻止しつつ勝利する』というミッションが事実上課せられる。
敵に回すと厄介この上ないカードであるが、勝利してスロットで当てることができればこちらも使用できるため、その場合は序盤から活躍できる心強いカードとなる。
余談
同ゲームではモスの幼生(モスのさなぎ)だけでなく、全部で11種類存在するオリジナル種族旧神族も含めて様々なゲームオリジナルモンスターが新たに登場しており、それらは全て何らかの形でOCG化しているのだが、モスの幼生(モスのさなぎ)は2025年現在もOCG化していないという憂き目に遭っている。
しかも遊戯王OCGの方で究極完全態・グレート・モスを場に出す大きな助けとなる魔法カード『超進化の繭』が既に出ているため、モスの幼生(モスのさなぎ)の需要自体がないというのがOCG化に対しての大きな向かい風になっている。
関連タグ
NULL(遊戯王):同作のオリジナル種族旧神族に属するゲームオリジナルモンスター。モスの幼生(モスのさなぎ)と共にOCG化されない不遇を現在も味わっている、