機獣警備隊ビーストガンナー
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きじゅうけいびたいびーすとがんなー
機獣警備隊ビーストガンナーとは、小説(ライトノベル)作品のひとつ、あるいはアニメの企画のひとつ。
1994年にスニーカー文庫(角川書店)において全1巻が発売された。“正式”なタイトルは「機獣警備隊ビーストガンナー ハルマゲドン・ライト」。
作者は故・井内秀治。
元々はママは小学4年生の次番組として、1993年度の日本テレビ系平日夕方アニメ・特撮枠の金曜夕方5時台前半枠で放送される予定だった。(小説の後書きで井内氏本人の談)
しかし、スポンサーを予定していたタカラ(現・タカラトミー)からスポンサーを拒否され、第一話限りで製作中止の上、お蔵入りとなり、サンライズも日テレ金曜夕方5時台前半枠からも撤退した。
小説の作者である井内が監督を務めるはずだった。さらにキャラクターデザインは芦田豊雄が手掛けた。つまり本作は「魔神英雄伝ワタル」シリーズと「魔動王グランゾート」のスタッフが再結集した(というよりはむしろするはずだった)作品だった。
本作はロボットものではなく、変身ヒーローもので、「ハルマゲドンライト」は全編の中からより抜かれたエピソードであった。
唯一完成している第一話であるが、井内監督が2016年12月15日に死去した事もあり、余程の事が無い限り、今後も日の目を観る事は無いであろう。
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