※注
編集に際しまして、作品の根幹に関わるようなネタバレの記載はできるだけ避けて下さい。
- 「超高校級の人狼」の同名ロールのゲーム的な仕様については本項ではなく、該当項目を参照。
概要
CV貴家堂子
『スーパーダンガンロンパ2』に登場するキャラクター。
主人公・日向創を含む16人の高校生たちの引率者を名乗るウサギ型の動くぬいぐるみ。
一人称は「あちし」で語尾に「~でちゅ」と付けて喋る。また、「らーぶらーぶ」といった妙な口癖を持っている。
モノクマが使う三人称は「オマエラ」だが、モノミの三人称は「ミナサン」になる(ちなみにウサミの時は普通の「みなさん」となっていた)。
彼らを孤島「ジャバウォック島」へ導き、16人が仲良くなるための修学旅行を実施する。
ちなみに元々の初登場時で、本来の名前はウサミ。
画像右のようなフリル付きのピンクのスカート姿とステッキを携えた魔法少女風のファッションだったが、突如現れたモノクマによってステッキをへし折られ、「ボク好みに改造してやる」と、モノクマのようにツートンカラーや片目を赤くされ、更におむつ一丁の姿に変えられ「モノクマの妹・モノミ」という設定を押し付けられる。
兄(?)のモノクマに旅行の主導権を奪われた上、生徒間でのコロシアイを見せつけられる事になる。
詳しい言及はしないが、生徒たちには「希望を捨てないようにと直向きに」と応援はするが、登場時からその得体のしれないキャラクターのため、モノミの姿になって以降は元々疑っていた日向に加え、周囲からは期待されておらず、それどころか辛辣な言葉でなじられるなどぞんざいに扱われることもしばしば。
それでもくじけずに頑張ってモノクマに反発し続けてはいる。
また、一応敵であるモノクマとはよくドツキ漫才のようなやりとりをしたり「あちしはお兄ちゃんの妹なんかじゃありません!」と、設定を受け入れたのかそうでないのかよくわからない発言をしている。
モノクマ「キミとはやってられんわ~!」モノミ「うぎゃああああ~!」
『ダンガンロンパ(第一作)』のTVアニメでは、最終話のED後にチロッとだけ登場し、意味深な言葉を残していた。
そしてアニメ「ダンガンロンパ3」の未来編にも登場する事となった。
ゲームとは若干異なり、こちらでは機械音声での喋り方となり、耳につけているのがリボンから三日月型の髪飾りに代わっている。
余談
彼女の声を演じるのは、TVアニメ『サザエさん』のフグ田タラオ役で有名な貴家堂子。
貴家氏は50年近いキャリアを持つ大ベテランだが、なんとゲーム作品はこれが初出演である。
また、前作から続けて出演しているモノクマ役の大山のぶ代とは40年ぶりの共演となった。
ちなみに、モノミのキャスティングはスタッフ直々の指名であり、断られたらキャラクターごと変えるつもりだったという逸話も残っている。
開発当初はピンクではなく後の『ニューダンガンロンパV3』のモノタロウのカラーリングの赤で、
「凶暴なモノクマの妹」という設定があったが、非の打ちどころの無いモノクマには不要であるため、反対にいじられキャラに定着した。
包丁を持つその姿がAA(アスキーアート)キャラで言う「つー」に似ている。