ヤムチャ様
やむちゃさま
ヤムチャ様の特徴を簡略にまとめるのであれば、王者の風格を纏っていることだろう。
また、簡単に説明できるいくつかを記述する。
ブルマ
当時、まるでハイエナのように男を探していたブルマ。
ヤムチャ様はこのままでは罪なき善良な青年が喰われてしまうと悟り、自らを犠牲にし、ブルマとの交際を開始した。
ヤムチャ様の女にうぶいという設定は、ヤムチャ様の完璧な演技である。
世のため人のために交際を決めたヤムチャ様、なんということだろうか、その懐の深さは大悪党、フリーザやドクターゲロでさえも涙するほど。
ゆくゆくはブルマと離れなければならない未来を察知し、浮気の演技などを施す。
そしてパートナーを例のⅯハゲに譲るという、ブルマの心の傷を最小限に抑えた戦略をとったのである。このようにヤムチャ様はとても慈悲深いお方なのである。
天津飯
初登場時の天津飯といえば、強い悪役というイメージが多かったであろう。
なぜなら天下一武道会でヤムチャ様の聖なるおみ足を折りやがったからである。
勿論、作中で折られたという設定になってはいるが、すべては天津飯が悟空に刺激を与え、さらに強くする要素の一つと考えての完璧な演技である。
そうとも知らずドヤ顔をしていた天津飯。
非常に愚かしい。
その後天津飯が改心した後も優しく振舞われるなど、ヤムチャ様のご厚意には感激するあまりである。
栽培マン
ヤムチャ様はよく栽培マンごときに負けたなどと言われているが、それは途方もない勘違いである。
もしクリリンが栽培マンと戦えば、確実にどちらか、あるいはどちらも死ぬとお考えになったヤムチャ様は、自ら名乗りを上げ、戦場の舞台へと赴いたのである。
また、栽培マンを殺さぬ程度に気を使っておられたが、愚かな栽培マンは自爆の道を選んだのである。
無論、ヤムチャ様は死んでなどいない。
命を張った行動を称え、栽培マンの立場を落とさぬようにと気遣った完璧なフォローである。
そうとは知らずドヤ顔のⅯハゲ。
「それでいい。」などと抜かしていたが、無論その栽培マンはヤムチャ様が光をも超えるスピードで救っておられる。
このことから予想はたやすいが、何を勘違いしたのかはわからないクリリンが大量虐殺したように見える栽培マンや、ベジータに殺されたように見える栽培マンはヤムチャ様が救っておられる。
ベジータ(図々しいⅯハゲ)との同居
【仮にも】栽培マンを使い、ヤムチャ様を殺した張本人、よもや何を思ったのか、図々しい自称王子の愚かしいⅯハゲが、ブルマの家でヤムチャ様が同居することになる。(Ⅿハゲはヒモ)
それにしてもⅯハゲごときがヤムチャ様と同居するとは、厚かましいことである。
更には、命が惜しかったら笑うな。などとヤムチャ様に対し暴言を吐くⅯハゲ。
だが彼に天罰を、ヤムチャ様自身が与えることになる、ヤムチャ様は今まで彼が起こした悪事を反省させるべく、自らは離れ、獰猛なハイエナ(ブルマ)の生贄としてささげる。
一見すると無慈悲に見えるこの行動も、すべてはⅯハゲを更生させるべく与えた試練であり、ヤムチャ様の愛なのである。