概要
本名は皆本 剛(みなもと つよし)
通称ヨシツネ
主人公ケンヂの幼馴染であり秘密基地のメンバー。普段は気弱だが、いざという時には大胆な行動もする勇敢な人物。仲間が散り散りになってからはレジスタンスを組織し、反撃の機会をうかがっていた。
人物
自身の勤める会社では営業成績の悪さから上司に嫌味を言われるようなうだつの上がらない人物。
だが2000年にケンヂから招集を受けた際には、上司の机に辞表を叩きつけ睨みを利かせるような思い切った一面もある。
別居中であった妻と子が自分の元に戻ると知った際には、“ともだち”との戦いに巻き込まないようにあえて距離を置くなど家族思いでもある。
経歴
1969年(小学4年)にケンヂ・オッチョ・マルオの4人と原っぱで秘密基地を作るが、後にボウリング場建設に伴い秘密基地が潰される。その後は1人で再建を試みていた。
1997年時は会社勤めのサラリーマンでありケンヂ達と交流があったが、“ともだち”との戦いに巻き込みたくない一心から何も聞かされていなかった。
だがケンヂの実家(コンビニ)が燃えたことでユキジからそれまでの経緯を聞き、ケンヂの身の回りで起こった異変を知る。
そして2000年にケンヂから招集のメールを受け取り“ともだち”との戦いに加わる。
2000年以降は消息不明となっていたが、表向きはともだちランドの清掃員・ドリームクリーナーとして“ともだち”の正体を探っていた。
ともだち暦以降はカンナから決別されており、レジスタンス組織「ゲンジ一派」のリーダーとして、政治犯の救出等を行なっていた。
実写版
少年時代に“ともだち”と同じお面を付けて歩いていた際に人違いでいじめられた経験があるという設定。
ユキジに対して「君はお面を付けて歩いたことがあるかい?僕はあるよ…」と、“ともだち”の内面について理解しているような言動を見せ、オッチョからは“ともだち”の正体だと疑われる等、原作未読の視聴者に対するミスリードの役割を担う。
終盤には、ともだちの計画を止めるために単独で直訴するが、結局薬を投与されて体の自由を奪われた上、巨大ロボットの操縦席に乗せられてしまう。
劇場公開でカットされた演説のシーンでは「“ともだち”は自分たちが作ったのではないか」と語るなど、ケンヂ以外ではともだちの正体に最も近づいた人物となっている。
その他
あだ名がヨシツネなのは彼の姓が皆本であり
皆本→みなもと→源→源義経(みなもとのよしつね)→ヨシツネ
となる。
ゲンジ一派は源義経の一族である源氏からだと思われる。
また下の名前である剛(つよし)は義経(よしつね)のアナグラムにもなっている。