概要
OVA作品『機動戦士ガンダム第08MS小隊』の特別編エピソードで本編の後日談を描く。
時代設定は一年戦争の後、宇宙世紀0080年頃であり、ミケルとキキがシローとアイナを探す中で遭遇した出来事を描く。
あらすじ
一年戦争の末期、地球の衛星軌道上で連邦軍と交戦するジオン軍のムサイはコムサイを地球へ投下した後に撃沈した。
それから戦争が終わった後の宇宙世紀0080年、08小隊解散後に一人除隊したミケル・ニノリッチは元反ジオンゲリラのキキ・ロジータと共に行方不明になった上官シロー・アマダとアイナ・サハリンを探す旅に出ていた。
そこで二人はジオン軍と思しき7人の少年少女達と遭遇する。彼らは何らかの理由で脱走したジオンの兵士らしいが実は彼らは戦時中のジオンが生み出した負の遺産であり、行方不明になった二人と関係があった・・・
登場人物
フラナガン機関の子供達
ミケルとキキが遭遇した7人の少年少女達。彼らはジオン軍のフラナガン機関にいた子供達で恐らくは何らかの人体実験を受けていたようである所から強化人間の類と思われる。
名前も無くそれ以前の記憶すらも無かった彼らは大戦末期に何らかの任務で地球へ送られた。
頼れる大人もいない状況下で困り果てた彼らはシローとアイナに遭遇、色々と教わった後に名前を与えられた。
それがサンダース、カレン、エレドア、ミケル、キキ、そしてシローとアイナである。
当初、終戦を知りながらも連邦に投降せず、いずれ戦乱が起こるとしてただ廃屋で暮らしている所にミケルとキキと遭遇した。
尚、包帯の少女であるアイナは死亡してしまっている。