ランスロット(パワプロ)
らんすろっと
「ダテ男 女子の頼みは断れない」
ランスロットとは、パワプロアプリおよびサクセススペシャル、パワプロ2020に登場するキャラクターである。
円卓高校の野球部の選手であり2017年の12月14日に円卓高校の実装と同時に登場し、2017年の12月21日より開催された全国迎春野球大会2018の報酬キャラとして実装された。
投打ともに超一流の左腕。
プレイボーイと思われているが、本当は
親切で女子の頼みを断れないだけ。
(SR,PSRのプロフィールより)
投打に活躍するスーパー選手。
女子にモテモテなのだが、実は
純情かつ奥手で一途な性格をしている。
(PR以下のプロフィールより)
パワプロアプリの円卓高校の野球部の選手の1人である。立ち位置的にはエースの阿麻央真の後続を担うリリーフエース。
元ネタは言うまでもなく、アーサー王伝説におけるもっとも有名な円卓の騎士の1人であり、「湖の騎士」や「裏切りの騎士」などの名声や汚名を持つ円卓最強の騎士であるサー・ランスロット。
ちなみにキャラレベル35で開放される固有のイベントテーブルボーナスの名前も「湖の騎士」になっている(効果はスペシャルタッグボーナスとコツイベント率アップ)。
「ランスロット」は通称であり、本名は不明。容姿は公式設定として美形で、オレンジ色の長髪が映える伊達男。ある意味元ネタに忠実な女好きとして描かれている側面もあり、強化円卓シナリオのあるイベントでは虹谷誠と意気投合している。
しかし実態としては困っている女性を放っておけないレディーファーストの精神を心掛けた紳士的なイケメンであり、女好きな側面があること自体は否めないものの、どちらかといえば親切で女性の頼みを断れない故に彼の周囲に女性が集まりやすいこと、それに対するやっかみや間の悪さが悪印象に繋がっている様子。
元ネタを意識してのことか、マネージャーの久根美亜に思いを寄せていることが示唆されているが、金特イベでは彼女の意中の相手が主人公であることを察して自分は身を引き、主人公が美亜にふさわしい男であるかどうかを見極めようとする(この辺りはランスロットと美亜を両方デッキに入れて、なおかつイベント発生時点で主人公と美亜が恋仲であればより具体的に描写される)。
最終イベントが成功パターンならそのまま主人公を認めて美亜を託し、失敗パターンでは美亜にふさわしい男になるまで主人公を鍛えることを決意する(ちなみにどちらも金特コツの取得は確定)。やはり良いヤツである。
メインポジションは投手で得意練習は守備練習。
SR以上でイベントを完走すると野手だと情熱エールのコツが確定で入手でき、投手だと走者釘付のコツを確定で入手できる。
左投両打のリリーフ向けの投手(一応先発や抑えにも適性自体は持っている)。
球速156km/h・コントロールC(65)・スタミナD(50)・変化球はカーブ5・スクリュー5・SFF2の総変化量12。
デッキキャラとしてはかなり珍しく暴れ球とマインドブレイカーの2つの金特を持ち合わせており、投手特殊能力は金青緑合わせて9個。選手ランクはアプリ換算でS1(105)、サクセススペシャル換算でS2(117)と非常に強力。
ただし阿麻よりはマシとはいえ、C止まりのコントロールと暴れ球の影響で制球に多少不安があるのが味方としても敵としても厄介なところ。
また、守備適性は投手一択でありながら野手能力が異様に高いという特徴があり、弾道4・ミートB(77)・パワーA(85)・走力C(60)・肩力B(76)・守備力A(80)・捕球F(30)。特殊能力はパワーヒッター・接戦〇・一発逆転の3つを持ち、一点だけ妙に低い捕球を除けばこちらも一流の選手能力を誇る。
ただしデッキキャラとして考えるとかなり厳しい状況に置かれている。
まず得意練習が守備のみであり、投手育成においては獲得しにくい敏捷経験点を稼げるという強みはあるものの、投手練習でスペシャルタッグが組めないのは他のキャラとの兼ね合いを考えるとかなりのマイナス要素である(変化球と守備の2種の得意練習を持つアテナ、サクセススペシャルではアテナの代わりに無敗の魔球バージョンの鳴海悠斗がいることも痛手)。
野手育成においては、コツ供給可能な特殊能力などに注目すると一見かなり貢献できそうな性能にも思えるが、仕様上野手育成のデッキに入れても二刀流選手としては扱われない(守備と精神練習は野手でもスペシャルタッグは起こせるが、野手の守備位置適性がなく得意練習がこれだけだと、結局この2つ以外の野手練習には参加してくれない)という、こちらもかなり惜しい状態になっている。
ただし強化版の支良州高校など、キャラ自体が所持している金特を入手する手段があるシナリオでは、主に希少性と性能が共に高いマインドブレイカーの入手を目当てに使われることもある。
金特も投手は上記の通り稼ぎにくい敏捷経験点を大量に消費する走者釘付、野手は内野手専用の能力で汎用性に乏しい情熱エールとなっており、いずれも使い勝手は良くない。
総じてデッキキャラとしては、現状では別バージョン追加などの性能強化を待っているキャラの1人といえる。
円卓高校が育成シナリオとして実装される前の敵バージョンのチームでは、ランスロットをモデルにした選手として蘭洲というモブ選手がいたが、プレイアブル化に伴ってこちらに差し替えられた(能力も多少変更されている)。
彼だけでなく円卓高校には、敵バージョン限定で円卓の騎士をモデルにした高性能のモブ選手が多数出場している(賀上院、鳥栖端、羽芝琉など)。これらの選手は円卓高校プレイ時の味方バージョンのチームでは全員いなくなっており、あまりの高性能っぷり故に味方チームの選手としても出してほしいと願う声も少なからず出ている。