概要
DCコミックを基にした実写作品群のうち、『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』に登場するヒロイン。
人物
原典におけるハーレイ・クインとは違い、精神科医ではなくアーカム州立病院に収容されている一般人。
前作で数々の事件を起こしたジョーカーことアーサー・フレックに惚れ込んでおり、病院内で偶然出会った事をキッカケに彼と親密になっていた。
当初は「過去に家族からの虐待を受けて自宅を放火した罪で収容された」という旨の経歴を語っていたが、実はアーサーの気を引くための嘘であり、本名はハーレイ・クインゼルで両親は高級住宅街に居を構える医者という裕福な育ちで本人も精神医学を専攻していて州立病院も自身の意思で入院したというものだった。
その経歴からか、中盤では退院して庶民暮らしに戻っていた。
なお、弁護士のメリーアン・スチュワートがリーの経歴詐称をアーサーに報告していたが、当のアーサーはその時点で困惑しつつもリーの虜になっていた。
関連イラスト
余談
日本語吹替の村中氏は『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』でブラック・キャナリー役も演じていた。
関連動画
関連タグ
DCコミック ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ ハーレイ・クイン アーサー・フレック
ソフィー・デュモン…前作のヒロイン。
ハーレイ・クイン(SSI)…同年の作品に登場したもう1人のハーレイ・クイン。
ジョシー…『怪鳥人間バットマン』の登場人物。リーとは別方向でハーレイ・クインに相当する。
※以下、終盤に関するネタバレ
アーサーの裁判がテレビで生中継され、ショータイムのごとく民衆の多大な注目を集めるようになったのに呼応するかのごとくジョーカー信者の1人として裁判所に通うようになったが、本編後半ではアーサーがとある理由でジョーカーを引退する旨の発言をした事で一転して彼に幻滅してしまい、思わず無言で傍聴席から去ってしまった。
終盤ではジョーカーの象徴たる長い階段に座り込んでおり、ちょうど裁判所から逃走したアーサーと再会。
しかし、リーが本当に愛していたのはあくまでジョーカーであって“庶民に戻ったアーサー”に対してはすっかり愛想を尽かしており、彼に別れを告げる場面を最後に物語から退場していた。