概要
CV:野沢那智、森功至(アーケードゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』)
劇場用作品 魔神城のねむり姫に登場するアニメオリジナルキャラクター。
人物像
魔神城の主。
ドラゴンボールでは珍しく、西洋系のイケメンで紳士服を着用。ブルマもメロメロになるほどの美男子だがひとたび憤激すると醜悪な悪魔の相貌となる。
戦闘力も高く、手からは赤い光弾を放つ。一方、太陽光を苦手としている為、サングラスは欠かせない。
作中での動向
ルシフェルを初めとした魔神軍の目的は弱点である太陽を破壊し、永遠なる闇の世を築くことであり、そのためにねむり姫と呼ばれる宝石をエネルギーとした太陽破壊光線砲を用意した。
ねむり姫が五千年に一度、満月の光を浴びることで無限の力を帯びる時期が来たことを機に計画を実行しようとする最中、魔神城に現れた孫悟空たちドラゴンチームと交戦。
一度はドラゴンチームを捕らえ、ブルマはねむり姫復活の祝杯のために血を奪うことにし、ブルマ以外のメンバーは壁にはめ込むが悟空が大猿化したことで脱出されてしまい、元に戻った後の悟空、クリリン、ヤムチャと交戦。悟空が尻尾を失ったことで弱体化していたこともあり、優位に立ちながらもクリリンとの連携(ヤムチャはルシフェルの執事と交戦)に手こずり、太陽破壊を優先するがその隙を突いて、悟空が光線砲にかめはめ波を発射。破壊するまでには至らなかったものの砲台の床が崩れていき、逃げ遅れたルシフェルは地の底に沈んでいく破壊砲から放たれた光線で消滅するという皮肉な末路を迎えた。
余談
- ドラゴンチームが魔神城に赴いたのは計画阻止のためではなく、亀仙人が悟空とクリリンに「ねむり姫を連れてきたら弟子にしてやる」という試練を出したことがきっかけであり、ブルマたちは「遊園地に遊びに行った」と聞かされたことから、巻き込まれることになった。おかげで太陽を守れたので亀仙人のスケベさに感謝ではあるが亀仙人のスケベが元で計画台無しになった魔神軍は泣いていい…
- 出演映画がまだ初期の頃の作品でなおかつゲーム作品への出演もながらく皆無だったためか、太陽破壊というスケールのデカい目的がありながらも悪役の中でも知名度はかなり低いキャラクターである。
- 『ドラゴンボールDAIMA』にて、ナメック星人や界王神一族など大魔界出身の人々は耳が尖っていると判明したため、「ルシフェルも大魔界出身(あるいはその子孫)ではないか」という説が上がっている。