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レオニダス(銀河英雄伝説)

れおにだす

SF作品『銀河英雄伝説』に登場する、自由惑星同盟軍の大型宇宙戦艦。艦隊旗艦として設計された、アイアース級戦艦の1隻。アスターテ会戦において、第4艦隊旗艦として登場。旧メディアではアキレウス級13番艦とされていた。
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以下の記述における外観・デザインや性能などに関する設定は、OVA版に準拠したものである。特にデザイン面は漫画版では大きく異なる。原作小説と共通する項目は戦歴程度でしかないことに注意。
 また、メディアによって、『アキレウス級』『アイアース級』説の2説が存在する他、OVA版と劇場版ではデザインが若干異なっている。

概要

略歴

 自由惑星同盟の大型宇宙戦艦の1隻で、数多く建造されたアイアース級の姉妹艦(建造番号は不明)。所属は第4艦隊の旗艦で、パストーレ提督の座乗艦でもある。アキレウス級にける設定では、アキレウス級13番艦で、宇宙暦786年に竣工している他、以前は第5辺境星域の治安維持部隊に配属されていた模様。

形状

 OVA版での形状は、同盟軍特有の縦長で長方体の艦体であり、艦首の武装ブロック、中央部の居住ブロック、艦尾の機関ブロック、の3つのブロックに分かれているのも基本設計。艦艇識別番号は『04』。
 基礎となるアイアース級の基本形と違う点は、中央上部の大型アンテナが1本に纏められ、先端付近で三叉に分かれている点。艦底中央部にセンサ・ブロック(艦橋ブロック直上にある物と同一)が追加された点、艦橋ブロックの舷側に白い縦ラインが塗装されている点、艦体両舷に備えられている砲塔が、基準である40門から20門に減らされている点である。
 劇場版では、艦首にあった上下の括れが、上部分だけ平らになり、艦橋ブロックの塗装も黄色のラインに変更されている。艦艇識別番号は『401』。その他は特に変更されている点は無い。
 

経歴

 アキレウス級戦艦の設定において、第5辺境星域の治安維持部隊に配属されており、分艦隊旗艦となっていた。そこで、戦闘で没したネームシップであるアキレウス(OVA版第1話のトールハンマーの解説時に、要塞主砲の直撃を受けて撃沈されたのがアキレウスではなか、という見方も出ている)の代用艦として、主力艦隊である第4艦隊の旗艦に抜擢されたとされる。同時に、司令官もサダからパストーレとなった。
 アスターテ会戦に参加した祭、包囲網の中で正面部隊を担うこととなる。しかし、ラインハルト・フォン・ローエングラム上級大将の各個撃破戦法の餌食となってしまい、そのまま轟沈、巨大な金属片と化してしまった(明確な描写は無い)。
 劇場版では、艦橋ブロックに被弾、その亀裂に艦橋スタッフとパストーレが吸い出された挙句、艦体中央から真っ二つに割れ、轟沈の道を辿ってしまった。

設定

 レオニダスは、メディアによって幾つかの諸説が存在する。

1、アキレウス級戦艦の13番艦で、辺境星区から正規艦隊に転属となる。
2、アイアース級戦艦の1隻(艦番は不明)で、レオニダスⅡと同時建造され、建造コスト等の比較実験の為に企画された、ある種の実験艦である。

最新は2番のアイアース級説で、12000分の1スケールで販売された『コスモフリート・ファイル・コレクション』のらいとすたっふにより設定された。

建造経緯

 アイアース級説において、同型艦レオニダスⅡとの関係性を解説している。同盟軍宇宙艦隊は、旗艦の固有能力を各艦隊司令部の要望に応えるべく、様々なバリエーションを派生させている。その為、アイアース級には本当に瓜二つの同系艦と言うものは、このレオニダスとレオニダスⅡを除き存在しない。
 アイアース級は標準型戦艦に比べて、当然の事ながら倍以上のコストと時間をかけて建造されている。建造工程をモジュール式にすることで、建造率を高めているのは同盟軍の大きな利点であるが、旗艦クラスのみ、バリエーション豊富であることは、ある意味で運用と補給の面である程度の支障は発生してしまう。
 そこで、全く同一条件の環境下において、違う工程を採用した建造方法を行う事とし、建造効率とコストを比べると言う大規模な実験が行われた。それが、レオニダスとレオニダスⅡである。隣接する工廠で建造された僚艦は、多少の時間をおいて完成を見たが、結果として大した差は無いものと判断されたと言う。
 そのため、個性豊かなアイアース級にあって、とりわけ突出した個性があるわけでもない。あるとすれば、索敵と射撃管制に補正が付いたくらいのものであった。しかし、かといって本級が力不足というものはなく、寧ろどんな面でも対応できる、スタンダードな性能を与えられた良艦と見られるべきであろう。
 が、劇場版では個性を出す為か、艦首の括れを変更している。

性能

スペック

  • 全長:1,159m
  • 全幅:72m
  • 全高:m
  • 乗員:名
  • 主兵装
・艦首25㎝中性子ビーム砲×40門
・12㎝荷電粒子ビーム砲×20門
  • 戦闘艇:24機

指揮管制

 元から艦隊旗艦としての使命を受けて建造された戦艦であるからして、指揮機能は充実したものである。ただし、艦体上部の超光速通信アンテナは、1本のみとなり、その先端部のみが三叉に分かれているが、指向性等を高める狙いがあったのではないかと思われる。
 また艦底部に、艦橋ブロック直上に設けられたセンサ・ブロックと同様のセンサーを設けていることから、より高度な索敵や射撃管制が可能ではないかと思われる。

攻撃能力

 アイアース級の基本装備である、25㎝中性子ビーム砲40門を艦首に備える。ただし、舷側の砲塔は10門づつの計20門に減らされており、側面への攻撃力は低下している。とはいえども、標準型戦艦に比べてば十分な能力である。

防御能力

 シールドを重視しているためか、直接防御力は決して高いとは言い難い。特に艦橋ブロックにおける直撃は致命的な物であり、これが原因でレオニダスは行動不能となり、轟沈してしまう。

航行能力

 同盟軍に一貫して言えることであるが、艦尾の長いスタビライザーの御蔭で高い機動力を有しているが、明確な描写は無い。

余談

 姉妹艦レオニダスⅡと同じ名前を使用ていることと、OVA化に際しても全くの同型艦として設定されている。アイアース級並びにレオニダス級双方の諸説にしても、全くの同系艦はレオニダスを除いて存在しない事から、この理由付けをどうすべきか、『らいとすたっふ』のスタッフ側もどう解釈しようか判断に迷った模様。
 そこで、レオニダスとレオニダスⅡを、建造コスト比較をする為の実験艦としての側面を持たせるという理由を付ける事で、何とか理屈付けをすることが出来たとされる。

関連タグ

銀河英雄伝説 自由惑星同盟 自由惑星同盟軍艦艇 パストーレ 宇宙戦艦 レオニダスⅡ

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