概要
名前は「レバキ(地名)のトカゲ」を意味する。
全長20mほどにもなる大型の植物食恐竜である。
長い頭骨、前に傾いた顔面部、首やムチのような尾、前足が後足より短いところは、ディプロドクスに似ている。背骨の上の突起が長く、帆のような物があったと見られる。
レッバキサウルスは白亜紀前期の恐竜であり、この頃は世界的に気温が高く、同じ時代と同じ地域に生息していたスピノサウルスやオウラノサウルスなど、背中の突起が高く背中に帆のような物を持った種類が複数みられた。
これらの帆の役目は、一般的には放熱、つまり体温を下げるものだという説が広くみられるが、逆に帆説を否定する論調も存在する。
帆は風に当たり、帆に流れる血液が冷やされて体温を下げる仕組みになっていたと考えられる。