概要
大空を飛び回る
飛行機型メダロットの初期型。
メダロッターの移動補助を
目的としたメダチェンジ機構が
試験的に搭載された機体。
飛行形態のコードネームは
「レディファントム」。
初代メダロットに登場する、飛行機を模したPLN型メダロット。
メダチェンジの概念が無かった時代から可変機能を持ち、レディファントムという飛行機形態となる。
初代では女性キャラが使ってくる事があり、アイテム『かぜのつばさ』と併用する事で遠くの町へ移動する事ができる。
ただし、別にレディジェットを組み立てなくても、飛行メダロットがいれば使えるのでそんなに重要ではない。
しかし、充填と放熱が早く素早い格闘攻撃ができることもあって、初代の中では中々に使える女型機体である。
性能
- 頭部 コクピット
なぐる行動 対空攻撃
- 右腕 スタビライザー
なぐる行動 対空攻撃
- 左腕 ウイング
がむしゃら行動 対空攻撃
- 脚部 ジェットエンジン
飛行
劇中の活躍
漫画版では、セレクト島への侵入の際にメダロット博士に用意されたメダロットの1体として登場。
レディファントムに変形し、ニモウサクユウキとパティと共に空からセレクト島に潜入するが、ビル内部に待ち構えていた無数のメタルビートル軍団に返り討ちにされた。
(ユウキも反省していたが、直接ビル屋上に降りればよかった。……まあ、そっちはそっちで敵襲来を察知したビーストマスターに撃ち落とされそうだが)
その後は生還し、メダロット社のテスト機の教官として度々派遣されていた事が判明する。
その時、後輩のレディブースターのイヨヨカ号にメタビー(ヒカル機)の事を話していたようで、イヨヨカ号はメタビー(イッキ機)と比較していた。
アニメ版では22話に、空中スタントを勤める紅翼の愛機として登場する。CVは瀬戸奈保子。
メダロット博士の知人であり、メタビーの空中戦のテクニックを教える役として推薦されたが、スタントショーでの事故のトラウマで変形できなくなり、スランプになっていた事もあり辞退する。
(翼はそんな彼女を責めているが、彼女も事故で片足を骨折しており、やりきれない表情だった)
イッキはメタビーと共に特訓する事でリハビリになるのではと提案し、メダロット博士もその案に賛成する。飛行パーツを持っていないイッキは工作感バリバリの手作り飛行パーツ(その出来は周囲を唖然させ、ミスターうるちも「本当に合意してよろしいんですか」と戸惑うほど(無論、悪い意味で))をメタビーに装備させるが、足のバネが暴発して自滅する。
その後、レディジェットのメダルがレアメダルだと睨んだロボロボ団に誘拐され、メダルを奪われる(なお、レアメダルではなかった)が、イッキが乗り込んだ事によるパニックでロボロボ団のUFOが崩壊し、イッキと共に空中に投げ出される。
メダロット博士から飛行パーツを借りてロボロボ団のドラゴンビートルと戦っていたメタビーが助けに来るが、戦闘で飛行パーツが機能停止し、墜落しそうになる。
トラウマの恐怖で一度は諦めかけるも、メタビーの励ましによって自信を取り戻し、レディファントムにメダチェンジできるようになった(メダロット博士はメタビーのレアメダルがそうさせたと推測する)。
そのままメタビーとイッキを掴まって飛行し、ドラゴンビートルを撃破する。
完全に立ち直った事で、再び翼とスタントショーに復帰する。
メダロット弐COREでは、上記の活躍からレディブースターに代わって名実ともにかぜのつばさ専用機となる。
使うと変形せずにイッキの背中を猫かなにかのように掴んで飛ぶというシュールな絵面になる。
この作品のみアンチエアが射撃武器になっていることから、射撃型メダロットになっている。
なおこの時、頭部パーツが『コックピット』になっているが、おそらく誤植と思われる。
メダロット3から男型のスカイカーゴに飛行機型の花形を奪われたが、メダロット9でランドモーターやブルーサブマリンと共に再登場し、メダチェンジが実装された。
両腕はアンチエア性能付きのブレイクハンマーとなり、頭部はファイトブースト、脚部には脚部特性として『スプレマシー』が付与され、同じ脚部のメダロットからのダメージを軽減されるようになった。
しかし、メダチェンジするとアンチエアが使えないので注意。