ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

注意:このキャラクターは現在極めて情報が少ない存在であり、かつゲームアズールレーンの極めて重大なネタバレを含む可能性があります。閲覧は自己責任でお願いいたします。

ふふん、嫌な子はみんな、サメのエサになっちゃえー

概要

2022年10月21日に公開された謎の新陣営「テンペスタ」所属のKAN-SENであり、同時に今までに無かった『風帆』、つまり帆船タイプのKAN-SEN。

帆船故に魚雷や対空兵装(及び応急修理設備や消火装置を除いた殆どの機械的設備)が装備できない代わりに、その代わりに旧時代の大砲やマスト等の風帆専用装備が同時に登場している。

容姿

赤黒い長髪の少女。例に漏れず豊満

背中が大きく開いた服の上から海賊風の黒いコートを羽織る。

スカートやストッキングはボロボロになっている。

頭にかぶった海賊帽の他、もみあげの部分からも蛸の足が生えている。

艤装は背から伸びる巨大な蛸の足と大砲。また腰にはカットラスを提げている。

人物

暢気で自由奔放、日々の生活を満喫する等海賊らしい性格。

一方で時代錯誤でドライな発言をする事もあるらしいが、表情差分を見ると青ざめた顔等感情豊かであり、よく見るとギザ歯

初期衣装を含む全ての着せ替えスキンにおいてアルコールを少量でも摂取するとすぐに気持ち悪くなる体質が描写されている。

コップ一杯どころかウィスキーボンボンでもアウト。

余談

蛸の触腕を従える姿や、着せ替えスキンディープワン・デリシャスの名称から、クラーケンクトゥルフ神話の要素も入っている。

軍艦であるサン・マルチーニョは例外として、他の海賊船・幽霊船をモチーフにしたテンペスタ陣営船にも同様のデザイン傾向が見て取れる。

また、彼女は瞬間移動能力を持っていることも判明している。

アズレン史上最も神出鬼没な存在であり、最も謎に包まれた存在である。

そもそも本当にKAN-SENなのか?という疑問も出てくるが、艦船擬人化キャラのため現時点ではKAN-SENに分類されている。

「手強いやつと鉢合わせてゲームオーバーになっちゃったな~」「もぉー!スワローなんて大っ嫌い!どっか行ってってばぁ!」というセリフがある事から、後述する4代目ロイヤル・フォーチュン号が特に強くモデルになっていると思われる。

史実

元ネタの船はアズレン史上初となる日露戦争よりも前に退役した艦船。そして艦船擬人化ものでも極めて珍しい(というよりおそらく史上初と思われる)海賊船である。

1720年6月にニューファンドランド島を襲撃した「最後の海賊」バーソロミュー・ロバーツは、ここで10隻前後のスループ船を鹵獲しており、そのうちの1隻に26門の大砲を載せて、この船を「グッド・フォーチュン号」と命名、以降バーソロミュー・ロバーツ海賊団の旗艦になった。ロバーツに鹵獲される前の名前などは不明。9月に「ロイヤル・フォーチュン号」に改名した(「初代」ロイヤル・フォーチュン)

以降、ロバーツ海賊団は北大西洋の海上輸送をほぼ完全に麻痺させた。その後、二代目グッド・フォーチュン号を副旗艦に、ロバーツは初代ロイヤル・フォーチュン号の船長としてカリブ海や西アフリカなどで猛威を奮ったが、1721年4月に初代ロイヤル・フォーチュン号に水漏れが発見され、カーボベルデで初代ロイヤル・フォーチュン号は破棄され、新たに艦隊の古参(と言っても「初代」ロイヤル・フォーチュン号より4ヶ月前に海賊モンティニー・ラ・パリス艦隊の旗艦としてロバーツ海賊団に加入した程度)シーキング号を「ロイヤル・フォーチュン号」に改名し、「初代」の大砲を載せ変えた(「二代」ロイヤル・フォーチュン)

その後、さらに三代ロイヤル・フォーチュン号が存在したはずだが、詳細は不明である。実際にはここで「初代」ロイヤル・フォーチュン号よりも前に、別の「フォーチュン号」という船があり、実はこれが本当の「初代ロイヤル・フォーチュン号」だった可能性がある。もしそうなら、「初代」ロイヤル・フォーチュン号が二代目で、「二代」ロイヤル・フォーチュン号が三代目だった可能性もある。

海賊船の艦名には確かな文献が少なく、非正規の軍艦のため記録が少ないのが実情であり、実際この「ロイヤル・フォーチュン」という船に関しても、ウィキペディアにすらページが存在しない。

1721年8月、ロバーツ海賊団はリベリアで「オンスロー」というフリゲートを鹵獲した(もう一隻フリゲートを鹵獲しているが記録がほとんどない)。これはロバーツ海賊団の艦隊として最大最強の軍艦であり、当時の奴隷貿易の輸送船でもあった。ロバーツはオンスローを改装し、ロイヤル・フォーチュン号と改名して艦隊の新たな旗艦にした(四代ロイヤル・フォーチュン)

1722年2月、イギリス海軍の大型フリゲートスワローは、ガボンのロペス岬沖で停泊中のロバーツ海賊団と会敵した。スワローは艦隊から一隻誘い出して撃破する作戦により、ロバーツ海賊団の「レンジャー号」(空母レンジャーとは無関係)を鹵獲。いつになってもレンジャー号が帰って来ないことを不審に思ったロバーツ海賊団はロペス岬から立ち去ろうとしたが、レンジャー号を連行して戻ってきたスワローの奇襲を受け、ついにロバーツが戦死した。

ロバーツの死で海賊団は統制が取れなくなり、スワローに敗北。海賊団員はガボンやガーナで処刑され、四代ロイヤル・フォーチュン号の積み荷や財宝はイギリスに持ち帰られ、四代ロイヤル・フォーチュン号は破壊された。

こうして彼女と共に、北大西洋を舞台に暴れまわった、いわゆる「パイレーツ・オブ・カリビアン」の時代は終わりを告げた。

関連タグ

テンペスタ(アズールレーン)

バーソロミュー・ロバーツ:史実でロイヤル・フォーチュンの船長であった大海賊。彼が飲酒を避けていたという記録も彼女のキャラ付けとして取り込まれていると思われる。

古代花騎士ピュエラ・ヒストリア:劇中世界から遥か大昔の存在たちが、時空を超えて参戦してきたつながり。

フォーチュン(アズールレーン):名前はよく似ているが全く関係ない。

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

ロイヤル・フォーチュン(アズールレーン)
12
編集履歴
ロイヤル・フォーチュン(アズールレーン)
12
編集履歴