概要
テンペスタとは、艦船擬人化ゲーム、アズールレーンに登場する勢力の一つ。
2022年10月にロイヤル・フォーチュンの実装に伴い判明した勢力で、既存のいかなる陣営にも(METAやセイレーンにすらも)与していない未知の存在。
当初はロイヤル・フォーチュン1隻だけだったが、10月19日から同陣営関連のイベントの前哨戦が始まっており、その翌週の10月26日からイベントの本戦が行われ、テンペスタ陣営関連の更なるイベントが2023年の年末に行われる予告等、本格的な実装に力が入れられていた。
ロイヤル・フォーチュン自身、イベント内で「仲間」の存在を仄めかすシーンが見られ、満を持して2023年10月にテンペスタ所属KAN-SENが五隻実装された。
敵なのか？味方なのか？
イベント内にて、ロイヤル・フォーチュンは瞬間移動能力を持っている事が判明。
これはあらゆるセキュリティーを完全に無効にしてしまうとんでもない能力であり、セイレーンや余燼よりも高い機動力を有することをも意味する。
他の所属メンバーが同じような能力を持っているかどうかは不明だが、万が一敵対すれば、METAでも後手を取ることになることは確実視されている。
しかし現在ロイヤル・フォーチュンがプレイアブル化しているため、いきなりテンペスタと敵対する可能性は今のところ低いだろう。
モデル
テンペスタの所属メンバーは未だ実装数が少なく確かなことは何も言えないが、主な傾向は「どこの国にも所属していない軍艦」つまり海賊船ではないかと思われるが、れっきとした軍艦であるサン・マルチーニョもいるあたりそれだけという訳でもない。
メアリー・セレストも海賊船でこそないが、幽霊船と言うある種唯一無二の様な元ネタであり、今後より幅広い船の擬人化が期待される。
また、サン・マルチーニョ以外のイラストには巨大な蛸の足が描かれており、ロイヤル・フォーチュンの着せ替えにディープワン・デリシャスという名前が存在する事から、海の悪魔、あるいはクトゥルフ神話の要素も混ざっている可能性がある。
今後の展開について
最初に実装されたロイヤル・フォーチュンは、アズレン史上初の日露戦争以前に退役した艦船である。
アズレンはあらゆる艦船擬人化ものでも特に対象艦種、対象国籍、対象期間が広く、特に対象期間は日露戦争時の現役艦(三笠など)～ポツダム宣言調印式までに進水(ヴァンガードなど)とかなり広い。
しかし艦船擬人化ものが対象としている期間は、伝統的に20世紀前半に集中しており(例外的に、今は無きアビス・ホライズンは20世紀後半から21世紀前半の軍艦も含まれている)、対象艦種も内燃艦に限られていた。
しかし、ロイヤル・フォーチュンは18世紀前半の軍艦であり、艦船擬人化ものとしてこれまで最古級の存在だった三笠(起工は1899年)から見ても遥か大昔の存在である。
その上ロイヤル・フォーチュンは内燃機関が発明されるよりも前の帆船であり、風力と人力だけで航行していた。
このようなイレギュラーな艦船が実装されたことにより、アズレンは対象期間が史上最大の艦船擬人化ものとなった。
そしてこれにより、これまで擬人化は叶わないだろうと思われてきた、18世紀以降に登場した様々な歴史上の名艦たちが、時を超えてアズレンに大集結する可能性が出てきた。
具体的にどんな軍艦が考えられるかというと
・航行する伝説、帆走フリゲートコンスティチューション
・日本で初めて正式に太平洋を渡った船、機走コルベット咸臨丸
・横浜の象徴、機帆船日本丸
…といった面々である。
もちろん、これらの船がこの後すぐに実装されるという訳ではない。しかし、今まで艦船擬人化もので扱われたことの無かった軍艦が、アズレンをきっかけに再度脚光を浴びる可能性が出てきたことは、今後の方針的にも非常に大きい。
また、過去方面だけでなく、今後は未来方面にも対象艦が増える可能性がある。
エセックス級の方と融合したヨークタウンなどがいるため、今後原子力空母やイージス艦の力を継承した既存同名艦IIキャラが出てくる可能性がある。
実際、各国の現役軍艦の中にも、第二次大戦期と近い艦種の、同じ名前を継承した艦船が多数知られている。政治的に難しいところがあるかもしれないが、可能性はゼロではないだろう。
所属艦艇
風帆(前衛)
| 名前 | レアリティ | イラスト | CV |
| ロイヤル・フォーチュン | SSR | 掃除朋具 | 田中あいみ |
| ゴールデン・ハインド | SSR | 陽向葵ゅか | |
| アドヴェンチャー・ギャレー | SR | 葉山いくみ |
