曖昧さ回避
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概要
正式国名リベリア共和国。アフリカ西部の海岸部に位置する国家。
面積11万1370平方km、人口530万人(2022年)、首都はモンロビア。公用語は英語。
北にギニア、西にシエラレオネ、東にコートジボワールと接する。気候は高温多湿。
宗教はキリスト教徒が85%、イスラム教徒12%。
略史
アメリカでかつて奴隷だった黒人達が解放された後に設立された「アメリカ植民地協会」が黒人達のアフリカ帰還運動を開始、その流れで建国され1847年7月26日に独立を宣言。国旗がアメリカの星条旗に似ているのはそのため。
(ちなみにモンロビアの由来は第5代アメリカ大統領ジェームズ・モンロー)
ヨーロッパ諸国による植民地化を回避し独立を維持していたが、建国の流れで帰還した「アメリコ・ライベリアン」と呼ばれる黒人達と元から住み続けていた部族との軋轢などもあり1989年に内戦が勃発、2002年には反政府勢力が蜂起するも2003年に停戦。
社会
大統領を元首とする共和制であり、アフリカ初の民選女性大統領エレン・ジョンソン・サーリーフを生み出した国である。2023年にはかつてACミラン等で活躍し「リベリアの怪人」の異名をとった元サッカー選手、ジョージ・ウェアが就任。
建国の経緯からアメリカに由来する政治制度や文化もある。
経済
主要産業は鉄、金などの鉱業。また船舶に関する税金や諸規制等で優遇を図る便宜置籍国としても有名で、リベリア籍の船は今日も世界中の海を数多く航行している。日本が世界一の造船大国だった1970年代、この一般的に馴染みも知名度もないアフリカの小国が超大国アメリカに次ぐ貿易輸出額ランキング第二位を記録したこともある。
渡航
査証の事前取得が必要、さらに黄熱の予防接種が必須。
日本の外務省は治安は安定しつつあるが首都はモンロビアは人口過密につき犯罪が多発。また、交通網が未発達で治安能力に限界があるため要注意とのこと。
ちなみにリベリアの日本大使館はガーナ共和国が兼轄。