実 は プ リ ン が 大 好 き で す 。
概要
アニメ版『アイドルマスターシンデレラガールズ』第8話にて、神崎蘭子のソロCDデビューが決まった事をプロデューサーが発表。これに伴って企画されたユニットである。
プロデューサーは当初、企画名をROSENBURG EKLIPSE(独語で「薔薇の城の蝕」)とし、蘭子の外見的なイメージからホラーを題材とした企画を提示するが、蘭子本人の嗜好とは乖離していたために拒否されてしまう。
蘭子独自の難解な言葉遣いに翻弄されるプロデューサーと、自身の希望するイメージを素直に伝えられない蘭子の葛藤がすれ違うものの、プロジェクトメンバーの協力もあって意思疎通の突破口を開くことに成功。蘭子の主張と彼女が展開する荘厳な世界観を汲みとったプロデューサーは、彼女の意向に合わせて題材を「天使と堕天使」に改め、企画名も天使を意味する「エンゲル(ENGEL)」へと変更される。これにより、蘭子のソロプロジェクト「Rosenburg Engel(独語で「薔薇の城の天使」)」が本格的に始動した。
デビュー曲『-LEGNE- 仇なす剣 光の旋律』は当エピソードのED曲として、非常に手間のかかった作中PVと共に公開された(曲名の「LEGNE」は「ENGEL」の右読みであり、そのまま「エンゲル」と読む。天使の反対――つまり堕天使を表しているのだろうか)。
楽曲は『THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT03』として2015年3月25日に発売。収録されているドラマCDパートではいつものように「熊本弁」が炸裂。番組ディレクターの「わかりにくい」という訴えに一計を案じたプロデューサーは、白坂小梅をゲストとして参加させる。小梅の通訳や無茶ぶり、いじりによる脱線などで大幅に時間が延び、ドラマパートは異例の約30分となってしまった。
この中で小梅が「イバラの城……茨城」と言った事から『茨城天使』、LEGNEは茨城民謡(または熊本民謡第二)とも呼ばれる。
なお、今回の蘭子語通訳は歌詞カードに記載されているため、彼女のCDにのみ、アルバム並みの厚さの歌詞カードが同梱されている。
ちなみに余談ではあるが、DAMカラオケの「デンモク」などで曲名から検索する際、全てカナで入力する時はそのまま「エンゲルアダナスツルギヒカリノシラベ」と入力すればよいのだが、英字から入力する場合は「L」からではなく「-(ハイフン)」から入力しなければならないため、それを知らないと少々探しにくい曲名となっている。
第21話より、小梅を加えてのデュオユニット「Rosenburg Alptraum(独語で「薔薇の城の悪夢」)」へと発展を遂げた。
キャラクター設定
かつて天界に住んでいた1人の天使が地上に堕とされ、茨の城に封印された。天使の白い翼は魔力と共に黒く染まり、そのまま魔王へと覚醒する筈であった。しかし歌の力によって光を取り戻し、片方の翼が白に戻った。これにより、かつての天使としての心と堕天使としての身体という相反する2つを併せ持ち、終わりなきロンドを踊る存在となった――。
以上の設定は蘭子が『マジックアワーSP』#3にゲスト出演した際に語ったものである。アニメ第8話の蘭子の台詞や『-LEGNE- 仇なす剣 光の旋律』の歌詞からも設定をある程度読み取ることが可能だが、普通の人にも解かる言葉での解説を改めて行なった形である。
pixivでの扱い
アニメ第8話のエンディングで描かれた天使と堕天使をモチーフにした衣装姿の蘭子イラストへ「ローゼンブルクエンゲル」タグが貼られている。
性質上、神崎蘭子タグとセットでの使用が基本となる。
イラストによってはラテン文字表記の「Rosenburg_Engel」タグが貼られているものも見受けられるが、表記ゆれ氾濫の原因となるため推奨しない。
関連タグ
神崎蘭子 アイドルマスターシンデレラガールズ(アニメ) シンデレラプロジェクト
ラブランコ : 他のユニット「ラブライカ」へ代理参加した際の愛称。
リヒト・ローゼ・シュバルツェ : ローゼンブルクエンゲルの専用衣装。