概要
名前通り巨大な芋虫(厳密にはカブトムシの幼虫)のようなモンスター。
やたらリアルな外見や、喜びを表現するために出す細長い脚が「気持ち悪い」と評判。
しかし、その外見に反して寿命・技の性能・適性・性格とあらゆる面において優れた優等生。移動速度とG回復に難はあるが、G回復に関してはその分貯めると強い補正をかけられる(特に2)ため、デメリットばかりでもない。
能力的にはライフが非常に伸びやすいが、回避が伸びない。
この際攻撃をよけるのは諦め耐久力に特化しよう。攻撃力も悪くないが回避をしない前提で戦う都合上、ガッツダウン技だけには注意。
ワーム種がSUBのモンスターは色は茶色で目が緑色になる種族が多い。
種類によっては4つ目だったりするが、あまりワーム要素がないモンスターも多い。
ライフが伸びやすくなるが、同じくライフが伸びやすく真面目、ガッツ回復が早い、寿命が長いプラントと競合しており、地味なポジション。
ただ、弱点がそれほど目立たず、下記の羽化の都合で「最良の派生種」になりえる場合もあるので侮れない。
1時代
前述の通り、ガッツダウン技に注意する必要があるものの、全体的な技の火力は上から数えた方が早い部類に入る。
特に、ガッツダウン技Bの「バックドロップ」はガッツ減少値・ダメージがそろって高く、相手によってこれだけで完封出来る(ただし、覚えるには不要な「かしこさ」を上げる必要があるため、主力にするなら合体による技継承を考える必要があるので注意)。
超必殺技Bの「きりもみアタック」も遠距離から発動出来る為、相手のライフや防御力によっては一撃必殺が可能。
2時代
2大陸対抗戦に初めて出場した後、再生が可能になる。
ちなみに、ワームとビークロンでサブが同じモンスターは現在5種(サブはそれぞれ純正、ディノ、ゴーレム、ライガー、ガリ)存在するが、実質的に「ワームの総種類=ビークロンの総種類」とも見れるので、出てないだけでサブの数は実質同じ(レア種にも該当するのはいるかもしれないが)。
技性能の高さは健在なのもあり「興味本位で育てたら、想像以上に強くていい子だった」「最初は気持ち悪いと思っていたのに、予想以上に活躍してくれて、なんか可愛く見えてきた」なんて事例は結構あるはず。
編集者の主観にもよるが、派生種(特にハム派生のコロネ)も結構可愛い。
但し、喜ぶ時に出すあの細長くて気持ち悪い脚だけは、本当に勘弁して下さい(無論「あの脚が良い」層も居ます)。
派生種一覧
名称 | SUB種族 | 初登場作品 | 成虫時の名称 |
トカゲムシ | ディノ(1)orロードランナー(2) | 1 | ビーゲイター |
イワムシ | ゴーレム | 1 | ロックロン(2)/ビーロック(4以降) |
ブルードリル | ライガー | 1 | テナガハウンド |
ベニシャクトリ | ピクシー | 1 | 未登場 |
グラスワーム | ゲル | 1 | 未登場 |
ザザムワーム | スエゾー | 1 | 未登場 |
コロネ | ハム | 1 | 未登場 |
カメンワーム | ガリ | 1 | オーケストロン |
クロザザム | モノリス | 1 | 未登場 |
ムラサキチュウ | ナーガ | 1 | 未登場 |
ハナシャクトリ | プラント | 1 | 未登場 |
タンク | レア | 1 | タンクロン(3)/タンクロン2(4) |
エクスプレス | レア | 2 | 不明 |
ワームの羽化を使った育成法
1でのワームは3歳以上・ランクC以下・忠誠値100以上・疲労0以下・ストレス30以下で6月4週目を迎えると、繭となり「ワームが準血統の別種モンスター」へと羽化する。
この時、パラメータやガッツ回復は羽化する前と同じだが、技や適性が羽化後のものに変化し更に寿命が100週延長されるというボーナスがある。
そのため、最もガッツ回復が早いピクシー派生のベニシャクトリをガッツ回復の遅いゴーレムやガリ、モノリス等へと羽化させると、通常より遥かにガッツ回復の早いモンスターの誕生が出来る(対戦では同種族を用いる時には必須とも言えるテクニック)。
また、ゲル(ちから)やハムとナーガ、スエゾー(2のみ)(全てライフ)、ゴーレム(命中)の様に、ワームの時に羽化後のモンスターだと上がりにくい能力を上げておけば、弱点の無いモンスターを育成が出来る。
最後にピクシーだが、長所であるガッツ回復が遅くなる為一見外れに見える。
ピクシーでの長所は、冒険用のモンスターを1体でこなせる様になるのである。
対戦には使わない為、ガッツ回復の遅さも気にならない。
2でも羽化自体は健在で、更にゼリーもどきのみを与えるとビークロンに変態するため、この種の開放に必要となる。
「ぶっちゃけ変態させない方が実用性は高い」などのあんまりな評価もされるが、これはビークロンに限った話ではなく、本作での羽化の仕様も大きく関わっている。
2だと羽化前のワーム種自体が技性能が高い部類に入るのに加え、羽化しても残り寿命や成長の適性など元のワームの大部分が変化せず、羽化したモンスターに応じて僅かにパラメータにボーナスが加算されるのみと、羽化の旨味が非常に少なくなっている仕様変更のせいだ。
このため、羽化込みで強いモンスターを目指すなら羽化によるメリットを把握しておく必要があり、例えば寿命が変化しないのを利用して、元々寿命の短いモノリスやガリとして育成するためだったり、ガッツ回復は引き継がれるのを活かしてガッツ回復の早いゴーレムを作る……等々、コンセプトをはっきりさせた方が良いだろう。