『音楽なんてものは、ある人にはクズ、ある人にはゴールド。それでいいんだ。』 エドワード・ヴァンヘイレン
概要
1972年にオランダ出身のアレックスとエドワードのヴァン・ヘイレン兄弟を中心に結成。
全世界で8,000万枚以上のアルバムセールスを記録し、1992年にグラミー賞受賞、2007年にロックの殿堂入りをそれぞれ果たした。
日本では1983年に発売された「Jump」が特に有名。
メンバー
- エドワード・ヴァン・ヘイレン(メイン画像右)
ギター・シンセサイザー担当。通称エディ。大半の曲を手掛ける。指板上の弦を指で叩き付けて押弦したりそのまま横に弾いたりして音を出すライドハンド奏法の名手であり、彼の活躍により一般に広く知られるようになった(注:彼がその奏法を開発したわけではない)。2020年10月6日、がんで死去。
- アレックス・ヴァン・ヘイレン(メイン画像後)
ドラムス担当。エディの兄。当初は彼がギターでエディがドラムスだったが、エディがアルバイトに出かけている間にドラムを叩いているうちに上達したため、パートチェンジした。
- デイヴィッド・リー・ロス(メイン画像前)
初代ボーカル担当。通称デイヴ。大学時代は他のバンドにいたが、ヴァン・ヘイレン兄弟に引き抜かれる。1985年に脱退しソロに転向するが、1996年に発表されたアルバムに一度だけ復帰し、すぐ離れたが2007年に完全復帰する。
- ウルフギャング・ヴァン・ヘイレン(メイン画像左)
3代目ベース担当。エディの長男。2006年にマイケルの後任として加入。
元メンバー
初代ベース担当。1974年に脱退。2020年9月26日死去。
2代目ベース担当。ジャックダニエルのボトルをイメージしたベースを使用する。大学時代に同年齢のエディに誘われて他のバンドから移籍するが、サミーとともにヴァン・ヘイレン兄弟との仲が悪化し、2006年に解雇される。2007年にチキンフット結成に参加。
2代目ボーカル担当(稀にギターも演奏)。1973年にモントローズのボーカルしてデビュー。1976年にソロとなっていた。1985年にデイヴの後任として加入するが1996年に脱退。2004年に復帰するがヴァン・ヘイレン兄弟との仲が悪化しすぐ抜ける。2007年にマイケル、ジョー・サトリアーニ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミスとチキンフットを結成(チャドは2つのバンドを兼任)。
3代目ボーカル担当。ヴァン・へイレンより遅れてデビューした著名なバンド・エクストリームのメンバー(ボーカリスト)としても知られている。エクストリーム解散前後の1996年にサミーの後任として(正確には復帰してすぐに再脱退したデイヴの後釜として)加入するが、リリース面で成功せず、これをきっかけに起こったレーベル側とバンドの確執に嫌気が差して自ら脱退した(実質上は解雇である、という説もある)。脱退後はソロ活動を経て、エクストリーム再結成に参加。