上里勢力

かみさとせいりょく

上里勢力とは、『とある魔術の禁書目録』に登場する勢力である。

概要

新約14巻にて登場した、上里翔流を中心とする、上里さんに落とされた100人余りの女の子達からなる勢力。

メンバーも魔術師から原石までと、まさによりどりみどりなのだが、上里は自分の理想送りが彼女たちの性質を歪めてしまったと思っており、あまりよく思っていない。

メンバーのいずれもが優秀な反面、問題点や弱点もまた存在する。

「自分達の運命を狂わせた（と、上里本人が勝手に思い込んでいる）世界中に存在する魔神全てを一掃とする」という、既にリーダーの上里の行動原理自体が暴走しているのに加えて、彼に付き従う少女達も、「上里の為なら黙って死体の1つや2つ埋めることができる」とまで言われる物騒な考えをした者達ばかりな為、基本的に目的の為には手段を選ぼうとしない。

また、殆どのメンバーが上里の行動に関し「No」を言わない上に、上里本人が暴走した場合において、彼を制止出来るストッパー的な役割を持つ者が皆無な事から、一度暴走を始めてしまうと歯止めが利かなくなってしまう事になる。一応上里に両親はいるのだが、去鳴によるとストッパーとして全くアテにならないとの事である。

更には上里以外のメンバー全員の信念や行動原理が「上里の為だけに行動する」となっている為に、その上里の身に何らかの異常事態が起きると、勢力として簡単に瓦解してしまうという弱点もあり、事実、上里が一度消滅してしまった後、精神的支柱を失ってしまった彼女達は、木原唯一に唆されるがまま、「上里を救い出す」という目的を元に殆どが隷属する道を選んでしまっている。

女の子たちの名前は、いわゆるキラキラネーム。作者曰く「これまでシリーズ内で使ってこなかった法則の字面にしようと頑張った」とのこと。下の一覧を見ればわかるが、全く読めない。

勢力の方々

上里翔流・・・リーダー。『理想送り』を持つ。

絵恋・・・・・勢力の中心的存在。情報収集と参謀役。京都弁を使う。

獲冴・・・・・上里の幼馴染。憑依の魔術を扱う魔術師。

暮亞・・・・・上里のクラスメートの園芸部員。『原石』。

去鳴・・・・・上里の義理の妹。『絶滅犯』魔術師。

府蘭・・・・・バルーンを使って浮いているUFO少女。『原石』だがその正体は……？

冥亞・・・・・ガチで死んでる系幽霊少女。

琉華・・・・・ファッション眼帯をしている海賊少女。魔術師。海が好き。

【名前のみ登場】

愛燐　雷矛　理沙　芽李　杏奈　入洲　丹南　銘無　江梨　鞍蘭　出洞　妹伊

聳愛　精錬　燦泥　魔鈴　露去　好楽　夢肖　零紋　賑多　麗美　牧納　傘厘　蕩輝　宛那　夢厨

米璃　数斬　姪龍　診華　瑛魅　麟堕　比阿　好応　来夏　覇尼　威舞　鎖仁　恋因

関連タグ

とある魔術の禁書目録