概要
魔法生物(ウィザーディング・ワールド)のひとつ。
非常に希少。エジプト、インド、中国に生息。
不死であり、炎の中から雛として蘇る力を持つ。
複数の人間を抱え易易と飛び、涙は瀕死の人をもこの世に呼び戻し、歌は正義を勇気づけ、悪に恐怖を刻み込む。
不死鳥の涙は凄まじい治癒力を持ち、バジリスクの毒牙によって毒をくらい、死の瀬戸際にいた人間をも容易く治す。
不死鳥の歌は正義の心を持つ者を強く勇気付け、反対に悪の心に恐怖を強く刻み込む。また、意思を表現するときも歌を歌い、アルバス・ダンブルドアの一件でホグワーツを離れるときも悲しみの歌を歌い、飛び去った。
不死鳥は老いると大きな声を出すようになり、目や身体が朽ちていき、炎に包まれて灰に埋もれた中から雛として生まれ変わる。そしてこの場合以外で不死鳥は死なないため、冠するその名の字の通り不死であり、このシステムによって死の呪文やバジリスクの視線をも無効化する。
不死鳥の尾羽根は杖の芯材としても使われ、ゲーム等全作を通して4人の魔法違いがその杖を使用していることが明記されている。
魔法省による魔法生物分類(M.O.M分類)ではXXXX(非常に危険であり、接触には専門知識を要する。専門の魔法使いなら扱い可能)に分けられるが、不死鳥は珍しい要因で登録されており、飼いならすことのできた魔法族が全歴史を見ても貴重であることからこの分類となっている。
自らに献身的に接したり、敬意を持って接することで、作中のハリー・ポッターのように不死鳥からの忠義を得ることができることもある。
ファンタビを含むハリー・ポッター全シリーズを見ても、飼い慣らされている不死鳥はたったの2頭であり、アルバス・ダンブルドアの元にいたフォークスが飼育下でなくなったため、今や全世界で飼い慣らされている個体はニュージランドのクィディッチチームでマスコットとなっているスパーキーのみである。
関連タグ
↑上記の4名が不死鳥の尾羽根を使用した杖を持つ
サンダーバード(近縁種)
鳳凰(近縁種)