概要
シャドームーンと同じく原典に近いデザインとなっており、オリジナルのキングストーンよりもメカニカルになっている他、名称が「ドライバー」になっているなど平成後期や令和の仮面ライダーの変身ベルトに見られる要素を持つ。
怪人の変身の際には腰部に浮き出て変身するが、世紀王への変身ではポーズを取ると展開した状態で出現し自動的に変形すると変身が完了する。
世紀王サンドライバーよりも後に開発されたため、最大出力を含め、総合的な性能の向上が認められる。
出自について劇中では説明されなかったが、小説版では11歳の時に改造手術を受ける際キングストーンを体内に入れると負荷が大きく死の危険性があるので、その力を制御して安全に収納する為の「抵抗器(サプレッサー)」として身体に埋め込まれた。
1970年代にキングストーンを手放してからはカイジンの変身能力が喪失するも、ある人物が所持していたキングストーンや光太郎の変身に反応して体内にストーンがない状態でも変身能力が復活する効果を発揮し、SHADOWMOONへの変身も可能となったがさすがにストーンがないので制限時間が付けられている。
変形シークエンス
まず信彦が両拳を深く握るポーズを取ると共に腰に展開された状態で浮き出てくる。
変身ポーズを認識すると、ドライバー本体が緑に発光し、原点版の「エナジーリアクター」に相当する中央部分を囲うように備わった4枚羽が円形に移動。続いて左右カバーが内側へスライドして共に本体を覆い、リアクターが回転し緑に染まって完成する。
これらの変形を、「変身!!」の掛け声とポーズ認識により自動的に行う。
また、銀殿様飛蝗怪人での変形シークエンスはSHADOWMOON変身時とは異なり、最初にリアクターが回転し緑に染まってから4枚羽と左右カバーが変形している。
商品化
2023年6月8日、満を持してプレミアムバンダイから予約開始。
値段はサンドライバーと同額の税込44,000円。
サンドライバー同様自動変形型であり、信彦を演じた中村倫也氏のキャストボイスや劇中bgmなどが多数収録されており豪華な仕様となっている。
余談
信彦役の中村倫也氏によると、正面から見て右上(拳を握った際に腕の下にくる部分)の羽パーツを変身シーンの撮影中に袖に引っ掛けて折ってしまったとの事。