概要
仮面ライダーWはベルトに2本のメモリをセットし、左右が異なる色のフォームに変身するのが特徴である。しかし1本のメモリで単色の姿に変身する仮面ライダージョーカーが公式で登場したことにより、「もしもロストドライバーに入れるメモリがジョーカー以外だったら」という妄想をした視聴者やファンは少なくない。
仮面ライダートリガーは、そんな仮面ライダーWを愛する者たちの妄想力によって生まれた非公式な二次創作の1つである。
よくある特徴
『ロストドライバーにトリガーメモリをセットして変身した姿』が共通設定。
よく見られるデザインとしては、仮面ライダージョーカーの体色が黒から青に変わったものがほとんど。後に登場した仮面ライダーサイクロンと似たような差別化になっている。
仮面ライダーディケイドによるサイクロンサイクロン/ジョーカージョーカーと区別して、正中線のラインやベルトのデザインもジョーカーと同様。もしファイナルフォームライドに準拠するなら『トリガートリガー』になるため注意。
またトリガーマグナムを2つ装備したいわゆる二丁拳銃スタイルを妄想する人もいるが、サイクロンサイクロンで2本あったマフラーがサイクロンでは1本なことや、仮面ライダースカルがスカルマグナムを1つだけ装備していることなどから、「ロストドライバーによる変身ならばトリガーマグナムは1つ」と解釈される場合が多い。
トリガー・ドーパントのように装備が大型化するというアイデアも存在する。
余談
鳴海荘吉が使用しているメモリはスカルだが、風都探偵ではフィリップ解放時にメモリが損壊してしまった。そして万灯は『鳴海荘吉ならボディにスカル。もしくはトリガーを使用する』と考えていたため、もし仮に本編のようにフィリップの活動が制限されてしまった時には荘吉がトリガーのメモリで単独で変身する事もあったかもしれない……
正統続編『風都探偵』にて、本編では登場しなかったファングトリガーやファングメタルのような、これまで二次創作に過ぎなかったWの姿が公式登場していることから、淡い期待を寄せるファンがいるとかいないとか。