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解説

三重県伊勢市郷土料理

スタンダードな伊勢うどんは、きしめん讃岐うどんよりも太いうどんが、醤油をそのまま注いだかのような黒いタレに浸かっているという見た目である。

店によって玉子やお揚げ、紅しょうが等のトッピングが付けられる。

味は濃い目だが極端にしょっぱいというわけではなく、癖の無い甘辛いタレのものが一般的である。

ただし、麺は太い上にかなり柔らかくもあるので、きしめんや讃岐うどんのイメージで食べようとすると違和感を感じる場合もある。…というか、日本でもっとも「コシの無い」うどんらしいので「コシ」を期待してはいけない。

元々この地域では工程を簡略化したコシの無い麺や、たまり醤油が根付いていた。

江戸時代に「お伊勢参り」が流行すると、参拝者向けに作り置きが可能で、待たせず提供でき胃腸にも優しい料理としてそれらの特徴が合致し、現在のような形に発展したと言われている。

ただし、「伊勢うどん」として明確に定義されるのはずっと後年のことで、1972年になる。

成り立ちから典型的なファストフードなのであるが、一般的なうどんと同様に店による差異も認められ、愛好者の間では「麺のコシはなくともモッチリした感覚は欲しい」だとか「出汁が効いていなかったりするとなんだかなぁ」みたいな会話もあるらしい。

スポット

伊勢神宮参拝の際に「おはらい町」や「おかげ横丁」の専門店で食べるも良し、鳥羽水族館やプールに遊びに行った時に売店でお手頃に食べるも良し。

関連タグ

うどん 伊勢 伊勢志摩

伊勢ウドン:『NARUTO』及び『BORUTO』の登場人物。まず間違いなくこれに由来している。

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