「なんで 毎回 ぼくを 伝言係に するの!?」
概要
『ポケモンSV』のDLC『ゼロの秘宝』の前編『碧の仮面』で登場したモブキャラクター。
主人公と一緒に林間学校を共にし、スイリョクタウンを訪れた。
ゼイユからは「フツーの男」と呼ばれ、ペアを組むもののオーガポンの一件が重なり放置されてしまっている。
不憫な扱いだが何かが目覚めたみたいで、特に気にしていなかった。
仲間外れで傷ついたスグリと比べると、かなり前向きな性格である。
ただゼイユと主人公の伝言係として扱き使われた事だけは不満を漏らした。
ゼイユからは余所者として主人公と同じく良い印象が無かったが、主人公と接して心変わりしたのか、急いで彼とオリエンテーリングに回ったのだった(パルデアの大穴について進展の為、帰宅する際は放置しても良かった)。
林間学校から切り上げたゼイユとスグリは帰国。
ゼイユが去った事に寂しいと言っていたがテラパゴスの一件が終了すると、彼もパルデアに帰国する。
1部のユーザーからは、彼が去った事に寂しがる声もある。
夜間に学校を通ってるのかA-1クラスに、彼の姿を見る事が出来るので別れではないので御安心。
「夜だとゴーストタイプのポケモン多くない?」と疑問を持っている声が聞ける。
主人公と彼を含め4人で来た林間学校のメンバーもキタカミの里から去り、次の物語に繋がるのだった。
スグリと彼について
スグリと彼が単独行動をする形となった訳だが、主人公とゼイユにブライア先生からは「ペアをチェンジしたのかな?」と言われてしまった。
また彼のポジティブな性格から、スグリは彼と組んだ方が揉める事無く円満に終わったのではないか?とする声が少なくはない。
これはスグリが主人公と行動した為に、コライドン・ミライドンの存在を知ったり、バトルの交流により主人公に対する憧れが強くなってしまったため。
一方でスグリからすれば、主人公はかねてより慕っていた本物の鬼様にめぐり合わせてくれた恩人ともいえる存在なわけだが、あくまでもオーガポンからしてみれば山から降りて来た際出会ったのがスグリではなく村の外からやってきた誰かであれば誰でもよかったという可能性もある。その場合、オーガポンは伝言係のパートナーになっていた…?
ただし、果たしてゼイユに振り向いてもらえない彼が主人公に代わってオーガポンと心を通わせることができたのか疑問が残る。
主人公がゼイユと行動を共にしなければ、主人公がそもそもキタカミの里に来なければ、オーガポンとの出会いや後編に繋がるスグリの活躍は無かったかもしれない。
ポケスペでは
「ポケットモンスターSPECIALスカーレット・バイオレット」においては、1話〜2話まで彼らしきモブキャラがいたりする。
手持ちのポケモンはイワンコ。
例の動き
※この先の内容は『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のDLC番外編のネタバレを含みます。
※DLC番外編をクリアした方向けの内容になります。
ホームウェイ組がキタカミの里のスイリョクタウンを訪れた際に、ゼイユは奇妙な踊りをし、プレイヤー達の笑いを誘った。
これの正体はモモワロウの餅の洗脳から来るもので、モモワロウを捕獲する事で収束した。
それで終われば良かったのだが、後にこの動きが伝言係君の喜びモーションに酷似していると話題になった。
尚、当の本人は既にパルデアに帰国しているので物語に関わることはない。
その奇妙な踊りに対し、ネモから呪いや言い伝えにないかとの質問にスグリは否定し、キタカミの踊りではないという。
最初こそは、踊りも餅の副作用と解釈されていたが、公式からモモワロウの昔話にてその説は否定された(一説と謳っている為、視聴者の解釈次第となっている)
またモモワロウが目覚めた後に深夜にゼイユを襲ったようで(スグリが主人公に手紙を送った翌日)、朝から可笑しくなっている。
なぜ最初にゼイユを襲い、なぜあの動き(踊り)に拘ったのかは現状不明な為、彼女のペアでもあった伝言係君に着目される流れとなっている。
伝言係の喜びモーションは子供のNPCなら稀に見かけることはあるのだが、パルデアの学生では彼のみである。(キビキビを含めるなら彼女もだが…)
しかも彼の場合はこれみよがしに目立つ立ち位置に喜びモーションをさせており、公式が意識しているとも受け取れる。
スグリのカットシーンに入る度にモモワロウの置物が入るようにしているなど、今作は細かい所を意識している為。
「伝言係は最初から呪われていた」や「ゼイユにとって彼の動きは印象深く、主人公達が来る事に喜びから真似た」または、「休眠したとはいえ昔話で謳っていたように、復活の時を待っていたモモワロウが前編の一部始終を観察しており、彼の動きを気に入った」など様々な解釈はある。
真偽はともかく、キビキビの動きが語られる時は伝言係君が絡む事が多い為、印象深いキャラとなった。
別名
パモさん構文でお馴染みの動画配信者であるジャック・オ・蘭たん氏が、ワキワキしている伝言係をわきなりと呼んでいた為、ネタとしても有名であり、少年をわきなりと呼んでいるユーザーもいる。