概要
愛称は「サクカナ」。本人もそう呼んでと出合い頭に言う程、気に入っている愛称である。
見た目は、同じ類の一揆集を率いたあいつを思わせるスレンダーなツインテールだが、彼女と違って槍使いの為か城娘時の姿は露出が多いとはいえ鎧を纏っている。全体的に真っ赤な出で立ちでで、目つきも若干釣り目である事などで明確に差別化されている。所々あいつに似ているのは彼女の前身が尾山御坊という浄土宗の寺院であった事に由来する。ちゃんと尾山御坊も実装されており、見た目とキャラはは完全に石山御坊の妹。
当時の城主であった「鬼玄蕃」と呼ばれた佐久間盛政を意識した、勝気な少女。だが、佐久間盛政がかなりの巨漢であった事から由来するのか、彼女も高身長らしく、身長の高い女の子が好きかどうか訊いたりしている。また、顔が赤いのは元々と言うが、慌てながら殿を見てたわけじゃないと弁解したり、絆イベントではサクカナの愛称で呼んでほしいと迫ったり、終いには「サクカナはいつも殿と一緒」と満面の笑顔で言い放ったり…と、後述するイベントで救われた事に由来するのか、佐久間盛政が恩義に厚い武将であった事に由来するのか、とにかくかなりデレ比率の高いツンデレである。
イベント「操られし鬼玄蕃」では
尾山御坊と一緒に、後に自身の城主となる前田利家(の怨念が乗り移った兜)にチキチキされてしまい、殿もといプレイヤー達の敵として立ちはだかるという衝撃的なデビューを飾った。尾山御坊がやくものワンパンで目覚めた一方で何度打倒されてもその度撤退しては再び襲撃するを繰り返して殿を苦しめる。
そして数日後に実装された後半のステージではなんと増殖した。複数のサクカナから多方面を襲撃されるというなんともシュールかつ恐ろしい光景を見せつけたが、これは兜の変身によるものであり、最終的に操っていた前田利家の迎撃成功により正気を取り戻して尾山御坊共々殿の仲間入りを果たす(という事になっているが、別に最後までクリアせずともイベントクリアのドロップで出てくるため、本編で操られている途中でもサクカナを使う事が実はできたりする)
性能
☆4、計略無しという点では普遍的な槍ジョブであるが、彼女の強みは最大強化時の「攻撃15%上昇、攻撃速度15%上昇」である。攻撃力の低い槍ジョブでありながらこのバフは強力で、手数と力で押し切るという事ができるという点はかなり優秀。改壱実装によってそこに「耐久」がプラスされ、長期戦でもその力を発揮できるようになる。
特に、後に大将兜討伐戦イベントで入手できた「破壊力が他の武器より遥かに高いが攻撃速度が下がる」という「前田利家の槍」との相性が抜群。デバフを気にせずいつもの調子でスパスパ敵を切り倒していくさまはまさに鬼玄蕃。再配置もしやすい低コスト故にフットワークも軽く、イベント産計略無しでもかなりの上位に位置する性能を持つ。使い勝手がよく、単純な特性故に考えて配置する必要がない代りに、計略がなく特技も自分強化である事から、ジョブの特性から後ろに配置されがちな槍属性でありながら、最前線に配置して全てをなぎ倒す完全前衛な性能である点を考慮し、高難易度ステージでは他城娘とうまく組み合わせる必要がある。
関連タグ
尾山御坊 …一向一揆時代の彼女
尾山城 …高島右近が城主の時の彼女
前田金沢城 …最終形態。イベントでチキチキしたあの前田利家が城主だった時の彼女
余談
今作は絆イベントの進行によって御嬢姿が見れると同時に、旧城プロにおいて放置ボイスだったセリフも聴けるようになっているのだが、そこで彼女は城娘の間で流行っている変わった噂を殿にささやく。(現在は所領でも彼女が家老の時に放置していると聞けるようになっている。)
「兜に捕まると、兜にされるらしい」
言葉だけ聞くと同社のあちらで聞き覚えのある様な噂である。しかし実際の所、現段階では兜側に与してしまった城娘はそのままの姿を維持しており、兜にされた城娘が今の所いない。ただ、旧城プロでは大将兜の中に人型のナニカが存在している描写があり、ある城娘も「アレの中には人が入っている」という台詞を発していた。また、身を以って知ったはずなのにどこか他人事っぽく話すのは、その時の記憶が抜けているのか、はたまた、旧城プロで言及するはずだった事だったからか…真実はサクカナのみぞ知る