何の概要!?
第45話「アクシズの死闘」より、スペース・ウルフ隊によって動きを封じられたマシュマー・セロのザクⅢ改が、増大するニュータイプ応力に対処しきれず強烈な光を発しながら1機のドーベン・ウルフを巻き込み崩壊していく様を目の当たりにした、ラカン・ダカランが発した台詞である。
ガンダムシリーズでは、Zガンダムのバイオセンサーや、ダブルオーライザーのトランザムバースト等といった、「不可思議な光」が見られるが、それに対してここまで率直な疑問を擁する台詞が発せられることも珍しい。
なお、ラカンの台詞ではあるが、光を放ったザクⅢ改のイメージが強いのか、ザクⅢ改のイラストにタグ付けされることが多い。
経緯
マシュマーが「退いたと見せかけて戦力を引きずり出す」目的でわざとアクシズから離れる
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スペース・ウルフ隊がザクⅢ改を追撃。
4機のドーベン・ウルフが有線ビームハンドで手足を拘束、電流を流し込む
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マシュマー「子供騙しがぁ!」
この時マシュマーから緑色のオーラが放たれる。
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スペース・ウルフ隊、メガランチャーを発射。
しかし跳ね返されてしまう。
ラカン「跳ね返した!?何をしたのだ、マシュマー!」
マシュマー「ハッハッハッハ!」
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ザクⅢ改が1機のドーベン・ウルフを引きずり出し、頭部を掴む。
マシュマー「私はやられんぞ!このマシュマー・セロ、己の肉が骨から削ぎ取れるまで戦う!」
ザクⅢ改がオーラに包まれる
マシュマー「ハマーン様、バンザァァァァァァァァァァァァァイ!!」
↓
光に包まれたザクⅢ改はドーベン・ウルフ1機を巻き込み自爆する
ラカン「何の光!?」
何のゲーム!?
『スーパーロボット大戦X』のザクⅢ改の武装「サイコパワー」は、この一連のシーンを再現したもの。同作ではザクⅢ改の武装の大半がオミットされビームライフルしか使えないが、代わりに必殺技としてこの技を使える。ビームサーベルで斬りつけた後、超高出力の感応波で敵機体を包み破壊するというもので、別に自爆する訳ではない。
ザクⅢ改はマシュマーを加入させれば搭乗機として入手でき、気力制限もカスタムボーナスで実質なくなるので、いつでもどこでも謎の光を見せつけることができるようになる。また、別にマシュマーでなくてもニュータイプや強化人間LV3があれば誰でも使える。
ラカンがうんざりしそうな光景である…
『Gジェネレーション ジェネシス』では、これに相当する武装として特殊格闘技「サイコ・プレッシャー」が登場する。マシュマー(強化人間版)を乗せて使えば原作と同じ断末魔の台詞も聞けるが、やはり自爆する訳ではない。
『機動戦士ガンダムバトルオペレーション2』では、HP30%以下になると発動するスキル「バイオセンサーM」の効果により、撃破されると高威力の固定ダメージを与える爆発が起きるという形で再現されている。
当初は威力・爆風範囲共に小さかったが、後のアップデートで威力が倍になり爆風範囲も上昇したため、原作通り近くにいた敵機を道連れにできる確率が大幅に上がった。しかも、本作におけるザクⅢ改は格闘を得意とする強襲機であり、「バイオセンサーM」の発動中は射撃攻撃に対するリアクションも軽減されるため、猶更敵機を巻き込みやすい。
このため瀕死になった途端に万歳突撃してくるという、これまたラカンがうんざりしそうな光景が繰り広げられるようになった。
何の関連タグ!?
もしかして 謎の光