概要
公共の場で「俺(私)はコロナにかかっている」と名乗り、騒動を起こす案件。国内では蒲郡市の例(この当人は半月後にCOVID-19と末期がんで病死した)などがあるが、これをやられた方は店を閉めて消毒などをしなければならないため、たまったものではない。
もちろん、日本の法律では威力業務妨害などに問われる可能性があり、このほかに街で「コロナビーム」と叫んだり、「コロナ」と叫ぶなどした数人の中年男性が逮捕された。
銀行窓口でやらかした男性が賠償を支払う羽目になったケースもあり、民事で訴えられる可能性も高い。
考察
全国で事例はあるものの、流行初期での時期に愛知県でよく取沙汰されていたため、インターネット上で愛知県民がバッシングされる事態にまで及んでいる。しかし、地域学者の矢野新一は「県民性とは結び付かない」と否定し、こうした流れにクギをさしている。最初の事例がたまたま蒲郡市であったため、愛知県の事例がよく報道になったのではという考察する記者もいる。
犯罪心理学者の出口保行教授は、朝日新聞からの取材に「歪んだ自己顕示欲がある」「彼らは社会に対する恨みを晴らしている」と指摘している。
いずれにしても、特定のグループと結び付けてバッシングを行うのは良い試みとは言い難い。
海外
イギリスでは「私はコロナだ」という事件が、ロンドンだけで1週間に平均して200件起きているという報道がなされた。
しかも日本の場合は蒲郡の事件以外はほとんど嘘だったのに対し、イギリスでは本物の感染者による「俺コロナ事件」が多発、ウイルス入りの唾を吐きかける事件も複数起きた。これにより、本当に感染して死亡した被害者すら出た。
JYJのジェジュンがコロナに感染したとinstagramで書き込んだ一週間後、エイプリルフールの嘘だったとネタバラシしたため大炎上。本国の韓国や日本のK-POPファンはもちろん、直前に日本のテレビ番組「うたコン」に出演していた為、共演者の乃木坂46のヲタ達(特に、ジェジュンと共にデュエットで歌っていた生田絵梨花推しのファン)からも怒りがぶちまけられ、韓国では法的処罰を求める署名まで集められた。結局謝罪とともに日本円に換算すると約300万円となる金額を韓国の関係機関に寄付した。