このソフトウェアは古島終作および森田利広が開発していたソフトウェアであり、PC-9801、Macintosh、windows用ソフトウェアが存在する。
ソフトの特徴
このソフトは3Dモデルを直感的に作成できるソフトとして知られ、フリーソフトということもあり初心者向けとして扱われていたとされ、3Dデータも数多くインターネット上にて配布されていた。
名称の由来
企画開発者が旅行先にて地酒「八面大王」を注文する際、誤って「六角大王」( 存在しない地酒の銘柄 )と注文としたのが由来とされる。
ソフトウェアの流れ
このソフトは1992年に製品版が公開され、のちにフリーウェアとして公開、そして大幅に機能を改めた
PC-98
TAKERUによる製品版からスタート、のちにフリーウェア化した、このソフトウェアは「左右対称のワイヤーフレームを動かすソフト」であった。
Windows
1995年にはWindows3.1以降で動くバージョンを発表し、1996年にはWindows95以降対応を発表した。
Macintosh
1996年発表、このソフトウェアの評判が、製品版である六角大王Superにつながる。
Super
機能拡張版の販売用ソフト「六角大王Super」が株式会社終作から1998年から発売され、出力形式やモデリング機能の強化がなされ、六角大王Super6からレンダリング機能が追加されたが、2011年にはセルシスに権利を委譲、以降はこちらから販売されることとなり、株式会社終作はWebサイトのほとんどの内容を削除した。
備考
- wikipediaには「株式会社終作が開発・販売する」との記述があるが、実際には六角大王の著作権は古島終作と森田利広の各個人がをもっており、(株)終作とは直接の関わりはありませんとしており、98版は彼らが所属したサークルが名義人となっている。
- フリーウェア版の六角大王は配布終了と思われているが、実際にはVectorにて3つのバージョンが配布されている。
- このソフトで作成した3DデータからMMDモデルを作成することも可能とされる。
- 六角大王SuperはかつてセルシスのCLIPストアからバリュー版( 毎月500円を13か月間支払う )で購入可能であった
- 使い方講座や質問、要望掲示板まである。
外部リンク
CLIPストア:ダウンロード版 六角大王Super6 for CLIPバリュー版